教えてマサカツ先生!

【皐月賞】クロワデュノール絶対にあらず!?元調教師が教える激走候補


今週は3歳牡馬クラシック初戦、皐月賞(G1、中山芝2000m)が行われます。「コーナー4つの内回り」、「直線が短くゴール前に急坂がある」という中山コース特徴から、多くのファンが前に行ける馬に注目するのではないでしょうか。

確かに中山は逃げ先行馬が有利なことに間違いありません。しかし、多額の賞金と栄誉がかかるG1では、少々勝手が違ってきます。過去10年の脚質別成績をご覧ください。

逃げ[0-1-0-12]複勝率7.7%
先行[4-5-4-24]複勝率35.1%
差し[5-3-5-58]複勝率18.3%
追込[1-1-1-47]複勝率6.0%

逃げて馬券に絡んだのは21年2着タイトルホルダー1頭のみ。逆に直線の短い中山ではお世辞にも有利とは言い難い「差し・追い込み馬」の健闘が目立ちます。

好走馬脚質の逆転現象が起こる理由として、“G1特有のペース”が関係しています。

騎手の立場で考えてみましょう。基本的に先行有利の中山芝2000mでは前目のポジションを取ろうとします。G1ともなればより良い位置を取ろうと意識して、無意識に先行争いが激しくなる……という具合です。

またジョッキーが消極的な競馬をするとレース後に「なんでもっと前に行かないんだ!」と叱責を受けることも少なくありません。そんな背景もあって多少ペースが速くても前に行こうとする気持ちが働くわけですね。

ちなみに、過去10年の皐月賞における1000m通過タイムは2021、22年を除き、8回で60秒を切っています。

24年 57.5秒
23年 58.5秒
22年 60.2秒
21年 60.3秒
20年 59.8秒
19年 59.1秒
18年 59.2秒
17年 59.0秒
16年 58.4秒
15年 59.2秒

今年は3戦無敗馬クロワデュノールが断然の支持を集めるのは間違いないでしょう。ただ、これまで同馬はスローの流れしか経験していません。ペースが速くなりやすい皐月賞の傾向を考慮すると、直線勝負に賭ける末脚タイプの馬が穴候補となります。
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