教えてマサカツ先生!

【七夕賞】元調教師が熱視線!完全復活を遂げた「隠れ福島ご当地馬」


今週はサマー2000シリーズ第2戦、七夕賞(G3、福島芝2000m)が行われます。今年はレコード決着となった前走のエプソムC2着ドゥラドーレス、上り馬コスモフリーゲンなど楽しみな馬が揃いました。

その中で私が個人的に注目しているのが直近2戦でオープン重賞を連勝。宗像厩舎から田中勝春厩舎に転厩後、メキメキ調子を上げてきたシリウスコルトです。

同馬は転厩初戦となった3走前の六甲Sでも2着に好走。宗像厩舎に在籍時も弥生賞3着、ラジオNIKKEI賞2着など実績があったとはいえ、これだけ短期間で変貌を遂げるのは珍しいケースでしょう。

あまり気持ちのいい話ではありませんが「父→息子(娘婿)」など血縁関係時を除き、定年等で競馬会を去る調教師にとって“余力”を残した状態で管理馬を引き継ぐのは、率直に申し上げて1円の得にもなりません。解散前に使い倒すのが暗黙の了解となっています。

これは馬主さんの発言権が増した近年においても少なからず同様で、特に個人オーナーから多く預かっている厩舎ほど傾向が強いです。今年も河内厩舎などは解散直前の2月末に、ほぼ毎週欠かさず管理馬を出走させていましたね。

ところがシリウスコルトが以前に所属していた宗像厩舎では、解散前に管理馬を無理して使うケースはほとんどありませんでした。

この背景には引き継ぐのが宗像厩舎の元主戦騎手であり、事実上の師弟関係にある田中勝春師ということも大きいでしょう。手塩にかけて育てた管理馬をフレッシュな状態でバトンタッチした結果が、シリウスコルトの快進撃を生んだと言えます。

また私が七夕賞でシリウスコルトを注目する“もう1つの理由”として、宗像元調教師は福島出身ということが挙げられます。調教師として最後に重賞で連対したのが24年夏福島のラジオNIKKEI賞2着ですし、田中勝春厩舎の現スタッフの多くは宗像厩舎に在籍していました。

残念ながら調教師として最後に地元福島で重賞を勝つことはできなかったものの、関わりが深い田中勝春厩舎で復活を遂げたシリウスコルトが1年超しに忘れ物を取りに行く。そんな筋書きに期待したいところです。
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