教えてマサカツ先生!
【北九州記念】波乱必至の電撃ハンデ重賞!元調教師が注目する「馬主特注馬」は必見
今週はサマースプリントシリーズ第2戦、北九州記念(G3、小倉芝1200m)が行われます。
昨年よりCBC賞(G3、中京芝1200m)と入れ替わる形になりましたが、ハンデ戦という条件はそのまま。いきなり「3→9→16人気」の組み合わせで3連単79万馬券の大波乱決着となりました。
特に3着モズメイメイはそれまで6戦続けて2ケタ着順大敗から、突如としての巻き返しです。当時は調教でも動いていたように復調の兆しを見せていましたし、これまでの成績どおり夏場の方が良いタイプなのでしょう。
2年続けて出走となる今年は定年を迎えた音無厩舎から、JRA初の女性調教師として話題の前川厩舎に転厩。中間の栗東坂路では49秒台の速い時計が出ていますし、直近の成績を度外視して狙う価値はあります。
ただ、“元調教師”の観点から個人的に注目しているのが、昨年の2着馬ヨシノイースターの方です。“ヨシノ”の冠号で知られる清水義徳オーナーは小倉競馬場がある福岡県北九州市から、関門海峡を渡った隣県の山口出身になります。
過去の所有馬にはイワクニ(岩国)、スオウオオシマ(周防大島)、タカミズ(高水)など、故郷山口の地名を多数付けています。そんな背景もあって地元に近い小倉開催では“故郷に錦を飾る”とばかり、人気を問わず注意が必要な馬主さんです。
昨年も北九州記念でヨシノイースターが9番人気で2着した翌週の小倉で、ヨシノヤッタルデーが単勝47.3倍の超人気薄で未勝利を勝ち上がりました。
代表馬ヨシノイースターも小倉では過去4戦3連対のコース巧者ですし、今回は前走の春雷Sを勝った内田博騎手が小倉まで遠征して騎乗するほど。このように参戦経緯から注目の存在なのは間違いないでしょう。
管理馬を送り込む調教師の立場としても直近の成績や実績から、他馬と比べてハンデが重いのは承知の上で使っています。御年7歳を迎えた今季も衰え知らずの晩成タイプですし、再びオーナーゆかりの小倉で昨年を超える走りを期待したいところです。
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