うまスクエア

2Ｒ クーデター ★★

前走は後方でじっくり脚を溜めた事が功を奏し２着。先行有利の中京では展開の助けは必要だが、流れひとつで再度上位食い込みも可能。現級勝ちの実績があるスランジバール、堅実なローレルボルケーノ、中京の持ち時計が上位のマッシヴヒーローが上位候補か。

3Ｒ クレバーパルマ ★★

前走は８着に敗れたが、２走前に勝ち馬と0.1秒差があるように牝馬限定戦なら差はない。追い切りの動きも抜群で変わる可能性はある。安定感があるタニセンヴォイス、1400㍍は高いレベルで安定しているニシノモンクス、終い堅実なトーワフォーエバーが上位候補か。

4Ｒ カンタベリーツルギ ★★

勝ち味に遅いが終いの脚は堅実。相手は揃った印象だが、差しの利きやすい中京1400㍍なら流れひとつで上位食い込みも可能。前走はロスの多い競馬だったフェイトカラー、２戦連続２着のラディウス、久々だが追い切りで抜群の動きを見せているクイーンズシアターが上位候補か。

5Ｒ ワールドダンス ★★★★

半兄にスギノエンデバーがいる血統背景。入念に乗り込まれ、古馬1600万に食い下がった最終追い切りの動きも上々。初戦から勝ち負けできるレベル。取消し明けだが相変わらずいい動きを見せているヒシエギーユ、栗東坂路で水準以上の時計をマークしているエノラブエナ、好馬体で動きも及第点のウォーヘッドが強敵か。

8Ｒ トミケンスラーヴァ ★

未勝利勝ち後の成績が一息。距離短縮と鞍上の腕で前進あればいいが…。良馬場なら堅実に走るアドマイヤディープ、好仕上がりで1000万でも２着があるプレミアムタイム、質の高いメンバー相手に揉まれてきたサンライズタイセイが上位候補か。

9Ｒ ポップアップハート ★★★★

前走は勝ち馬と0.3秒差だったが、前が詰まり立て直すロスが響いた印象。末脚を生かせる中京1600㍍は合いそうで、能力全開なら上位争い可能。２戦連続で２着のトウカイバイタル、コース実績があるアンジュエ、1600㍍なら大崩れがなく仕上がりも良いアンスポークンが強敵か。

11Ｒ ダノンスパシーバ ★

オープン２着の実績はあるが、重賞ではややパンチ不足の印象。叩いた効果と鞍上の腕でどこまでやれるかだが…。昨年の当レース勝ち馬オーシャンブルー、使いつつ本調子に近づいてきたムスカテール、前走は折合いを欠いたメイショウナルトが上位候補か。

12Ｒ ラパージュ ★★★

勝ち切れずにいるが、終いの脚は堅実で大崩れが少ないタイプ。直線の長い中京に替わるのは好材料で、好メンバーが揃ったが、終いの生きる流れになれば上位食い込みも可能。1000万でも２着がある実績馬テイエムコウノトリとケイアイユニコーン、前走は先行して脚が溜まらなかったダイワミストレスが強敵か。

山崎啓介

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1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。