騎乗馬日記は毎週金曜に更新
全国リーディング:16位
5月12日終了時点:23勝
5月19日は東京競馬場で騎乗します。

「今週は土日合わせて17鞍に騎乗します。」

5月19日の騎乗馬
1R ドクタールキア (美・根 本)
2R ペリドットムーン (美・相 沢)
4R キマモリ (美・斎藤誠)
5R ティアップビクター (美・高 木)
6R ユキノユウダン (美・根 本)
7R オペラフォンテン (美・柴 崎)
11R アユサン (美・手塚貴)

土曜版はこちら
今週は土日合わせて17鞍に騎乗します。いよいよオークスですけど、プレッシャーや緊張はまだありませんが、当日になったら違うのかもしれませんね。桜花賞の時は自分の不注意で前日に落馬をして乗れずに大変悔しい思いをしましたが、また乗せて頂けてオーナーや手塚先生には大変感謝していますし、GI馬のアユサンに乗ることに責任感も感じています。ただ、そのプレッシャーを楽しみながら乗りたいな、と考えています。

オパールパワー
(土曜8R)は東京2100メートルは得意ですし、500万でも力は足ります。未勝利を勝った時のように前々で運びたいですね。
エンドレスノット
(土曜10R)は久々の芝がどうかですけど、乗り味が良くて能力は高い馬ですし、相手なりに走りますからね。昇級でも差のない競馬ができると思います。
ドリームザネクスト
(土曜12R)は小回りの方がいいタイプですけど、どの競馬場でも堅実に走りますからね。希望の内枠ではありませんでしたが、ロスなく運べればメンバー的に十分チャンスはあると思っています。
キマモリ
(日曜4R)は終いはいい脚を使います。ダートよりも芝の方がより切れますし、一発を狙っています。
ユキノユウダン
(日曜6R)は前走3着にきているように力のある馬ですよ。道中、右に行く面があるので、巧くなだめながら走らせたいと思います。
アユサン
(日曜11R)は桜花賞の後に少し楽をさせたので、先週の追い切りではステッキを入れたら馬がビックリしていましたし、戸惑いながら走っているような感じでしたが、今週は覇気があって自分から反応して動いていきました。いい状態で本番に臨めると思います。2400メートルは正直やってみないと分かりませんが、どの馬も同じですからね。若干行きたがる面はありますが、競馬に行って馬の後ろに入れると我慢してくれるので初めての距離でも頑張ってくれると信じています。股関節やトモの具合が良くなって右回りでもこなして桜花賞を勝ちましたが、左回りの方が馬が走りやすそうですし、終いもより切れますからね。週末は雨の心配もあるようですけど、馬場は多少渋っても問題ないと思います。僕が焦らないで乗って、うまくアユサンをエスコートできれば結果がついてくるはず。今回は1着にこだわってオーナーや関係者の方々に恩返しできれば、と思っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

1R ドクタールキア
大敗続きで成績が上がってこない。もう少し力を付けないと…。1400メートルに延ばして安定してきたディアアスペン、惜敗続きだが高いレベルで安定しているアポロレジーナとエバーダンシングが上位候補か。

2R ペリドットムーン
乗り難しい面があり、もうワンパンチ足りない競馬続き。本質的には小回り向きで、直線の長い東京では…。大崩れなく安定しているオアフライダー、2着5回があり力上位のメイショウトラクマ、一叩きされて上積み十分のハイフロンティアが上位候補か。

4R キマモリ ★★★
気性面の成長とともに成績も安定。丸山騎手も好感触の様子で、末脚の生きる流れになれば上位食い込みも可能。距離延長は歓迎のクロイゼリンチャン、2戦連続で2着のトミケングレンサ、前走は不利が応えたベルゲンクライが強敵か。

5R ティアップビクター
大きくは負けていないが、もうワンパンチ足りない競馬続き。鞍上の腕で一押しあればいいが…。前走は不利が応えたユキアカリノマチ、終い堅実なエイトエンダー、前走2着のトーセンゴージャスが上位候補か。

6R ユキノユウダン ★★★★
現級で3着2回があるように力は通用。1600メートルの持ち時計も上位で、今回のメンバーなら更に上位も可能。前走は気難しい面を出したマイネルミラノ、直線一気に差し切った前走が完勝だったロンギングゴールド、1月のOPジュニアカップでマイネルホウオウの3着が光るベステゲシェンクが強敵か。

7R オペラフォンテン
過去に現級勝ちの実績はあるが、近走の成績が冴えない。相性の良い丸山騎手でどこまで変わるかだが…。東京は得意のタニセンヴォイス、4戦連続で3着と安定しているリアライズクレア、終い堅実なフランスギャルが上位候補か。

11R アユサン ★★★★★
アユサンは父ディープインパクト×母父ストームキャットだが、青葉賞を勝ったヒラボクディープや重賞2勝で日本ダービーでも有力馬であるキズナと同じ配合。血統的には東京2400メートルは全く問題ない。最終追い切りで抜群の動きを見せており仕上がりも良く、2冠達成へ向けて視界は良好。前走が圧巻の強さだったデニムアンドルビー、桜花賞2着のレッドオーヴァル、マイペースなら渋太いクロフネサプライズが強敵か。

山崎啓介
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

丸山元気騎手の『元気に活!喝!勝!』とは?

関東若手騎手のホープとも言える丸山元気騎手の騎乗馬応援コーナーです。
当コーナーのスタッフによれば、「デビュー前の下乗りの頃から『乗れる新人がいる』って噂になってたんですよ」との事。初勝利を挙げるまでに時間は掛かりましたが、いよいよ頭角を現してきました。その丸山元気騎手の『オフィシャル日記』をファンの方々に公開します。また、騎乗馬に関して専門紙優馬の山崎啓介氏に細かく分析して頂きます。
皆さん、ぜひ元気君を応援して下さい。そして、元気君に元気をもらいましょう!

丸山 元気

1990年群馬県伊勢崎市生まれ(22歳)。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。
2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

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