水口:同窓生より、先生に囲まれちゃいました(笑)。競馬学校に入ってからも、先生が連絡をくれていたというのもあったので。
谷中:良い先生だね。で、先生たちとの話が終わったあとに、昔好きだった子とイイ感じになったり、っていうのはなかった(笑)?
水口:ないですよ(笑)。驚いたのは、昔好きだった子と会っても、何も思わなくなっちゃったんですよね。なんか周りが子供に見えてしまって、合わないなあと感じるようになりました。
谷中:へー。まあ、ジョッキーになると、キレイな人と会う機会も増えるからね。
水口:そうですね。それから僕の好みも変わったっていうのもありますね。
谷中:どう変わったの?
谷中:昔はキャピキャピしている感じの子が好きだったんですけど、今は清純そうな人が良くなってきました。
谷中:そうなんだ。でも水口って、よく見ると結構カッコいい顔をしているし、モテるでしょ?
水口:いえ、モテないです。
谷中:自分から告白しないの?
水口:向こうから言ってくれると助かるんですけどね。基本、高校時代も、あまりしゃべらないタイプでしたし、自分から話すのは苦手でした。
谷中:えー、そうなんだ。話しやすいと思うけどね。
水口:そうやって僕自身が話しやすいタイプと思われたのか、学校に行っているときも男子女子関係なく、よく話しかけられはしましたけど、自分から話すのは難しかったですね。
それに比べ谷中さんは……。
谷中:俺は昔から老若男女関係なく、社交的だったよ(笑)。水口も凄く人当たりが良いから、ちょっと声をかければすぐに彼女が出来るよ(笑)。
水口:いやー、ナンパとか出来ないですよ(笑)。でも僕はまだモテ期が3回残ってますから。これから期待します。
谷中:イケメンだし大丈夫だよ。(資料を見ながら)このJRAのホームページの写真を見ると、ぼくとつとした感じだけど、雰囲気が変わったんじゃない?
水口:そうなんです。よく、顔つきが変わったとは言われます。
谷中:輪郭もプックリしてたのが、シュッとしてきたしね。なんか目もパッチリしてきたし…、あれ?鼻の形も違うような…。もしかして…、イジッちゃった(笑)?
水口:やってません(笑)。でも僕としては、変わった自覚は無いんですけど。
谷中:何か精神的に変わったところはないの?
水口:騎手になって当初は、やんちゃなこともやりたいなという願望がありましたけど…。
谷中:やんちゃって、どんなこと?
水口:たくさんの女の子と仲良くしたり。でも自分には合わないですね。無理なことはしないで、自然体で自分のやりたいようにやりたいです。それに、今年からフリーになりましたから責任もありますし…。それは大きいですね。
谷中:その自覚が大きいから、顔つきも変わってきたのかな?
1965年長野県生まれ。1985年、美浦の阿部新生厩舎の所属騎手として騎手デビュー。JRA通算成績145勝(うち障害3勝)。初騎乗は1985年3月10日にヤノリュウホウ(8着)。同年6月15日イチノスキーで初勝利。現役中に騎手生活の厳しい現実を綴った著書「崖っぷちジョッキー」を発表。現在は天間昭一厩舎の助手として活躍中。同厩舎ではレッツゴーキリシマやクラウンロゼなどを担当した実績もある。またその傍らドッグガーデン「WANだら~」経営者としても手腕を発揮している。
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