第6回の「谷中公一のそこまで聞いちゃう!?」。今回のゲストは小野寺祐太騎手。3年目の今年、さらなる飛躍へ向けての意気込みなどを聞くはずが、奔放な小野寺騎手の強烈キャラに谷中さんもノリノリ。うまスクスタッフも思わず翻弄されてしまい…。今回はいつもとひと味違う脱線インタビュー。続きは読んでのお楽しみ!
お二人は以前から面識があるようですけど、まずは出会いのキッカケから聞かせてもらえますか?
小野寺:谷中さんとの出会いは、松岡(正海)さんがやっているノビーズのバンドを見に行った時ですね。あと、乗り役のイベントにも来ていましたよね?
谷中:そうそう。俺が乗り役のイベントで司会をやってるときに、小野寺をちょっとイジったら、凄く良い味を出してね(笑)。
谷中さん好みの(笑)。
谷中:そう!だから小野寺をイジりたくてしょうがなかったの(笑)。何か光るモノがあったから、これは磨いてやらないといけないなって思ったんだよね。それで去年辺りからかな?また良い味を出してきているし、周りもちらほらと小野寺の味に気付き始めてきているから「これはますますイジらないとな」って(笑)。まだ、小野寺の真価を発揮出来ていないと思っているから。
小野寺:いや、結構いろんな先輩とも絡んでいるし、僕のことを知ってる人は知ってるんですよ(笑)。二本柳(壮)さんとか、いろんな先輩に聞けば分かると思います。「小野寺ってどんなヤツ?」って聞けば「ああ、バカですよ」って答えるはずですよ(笑)。
谷中:ちゃんと自分のキャラを分かってもらえているんだ(笑)。
小野寺:ありがたいことです。お陰さまで、上の方では、中舘(英二)さんにも絡んで行けます。
谷中:あ、それは凄いね。俺は中舘と同期だから普通に話せるけど、後輩という立場になると、年齢もちょっと離れていて、しかもあれだけの実績を残しているジョッキーだと、ちょっと話しかけづらい部分はあると思うんだよね。だから、小野寺が話しかけて来るのは、嬉しいんじゃないかな。後輩に声を掛けられたら、やっぱり悪い気はしないしね。
小野寺:僕の性格上「ちょっと話しかけづらいな」という感じの人とも仲良くなりやすいみたいです。でも、自分で「合わないな」って思う人に対して積極的に話しかけはしないですけどね。
谷中:この人はいけるなって思ったら、割とぐいぐい行くの?
小野寺:はい、もうブヒブヒ言ってフレーメンしてますよ(笑)。たまに冗談で馬鹿にしちゃうような事もあるんですけどね。
谷中:でもそれで上手くやっていけているんだったら、さじ加減が上手に出来ているってことだし、頭が良いんだよ。最近は、若い子で程度が分からずにエスカレートして、本気で怒らせる馬鹿がいるけどね。それとは違うってことだよ(笑)。結構、人を分析するのも上手そうだよね。
小野寺:はい、人間観察は上手いと思います。僕の脳はパソコンよりも長けていますから。人と接して行く中で、この人には意外と冗談は言えないなとか、この人はこういう人なんだなって思ったり。脳の中身はないけど、情報処理だけはフレッツ光より速いです!
谷中:アハハ(笑)!本当、せっかくの個性的なキャラだから、ジョッキーの中だけじゃなくて、競馬ファンの中にも小野寺を浸透させていきたいと思ってるんだよね。でも小野寺、今はちょっと落ち着いたからなー(笑)。前はもう少しハジけてたのになー。
小野寺:今は進化したんですよ!オンとオフが付いたんです(笑)。
谷中:前はスイッチ入りっぱなしだったんだ(笑)。で、進化したスタイルでオフ機能が付いたんだね。いや、ゴメンゴメン、小野寺を見くびってたわ。
1965年長野県生まれ。1985年、美浦の阿部新生厩舎の所属騎手として騎手デビュー。JRA通算成績145勝(うち障害3勝)。初騎乗は1985年3月10日にヤノリュウホウ(8着)。同年6月15日イチノスキーで初勝利。現役中に騎手生活の厳しい現実を綴った著書「崖っぷちジョッキー」を発表。現在は天間昭一厩舎の助手として活躍中。同厩舎ではレッツゴーキリシマやクラウンロゼなどを担当した実績もある。またその傍らドッグガーデン「WANだら~」経営者としても手腕を発揮している。
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