フェブラリーステークス(東京・ダ1600m)は「
もう迷いなし条件好転で視界は開けた!復活の狼煙を上げる1頭」に注目が集まる一戦ですが、もう1頭、史上2頭目の偉業がかかる馬がいます。
それが1999年のメイセイオペラ以来の地方馬Vを狙う
ミューチャリーです。
このレースは3年連続の出走。20年は勝ち馬から2秒近く離された11着と見せ場なく敗れていますが、昨年は大きく差を詰め、勝ち馬カフェファラオからコンマ9秒差の7着と健闘しました。
その後、JRA勢とは分が悪かった馬が白山大賞典で2着。JBCクラシックでは交流重賞初勝利をJpn1というビッグタイトルで飾りました。
ここで注目しておきたいのは、JBCクラシックに出走していたメンバーです。
2021年・JBCクラシックの結果
1着 ミューチャリー
2着 オメガパフューム…東京大賞典4連覇
3着 チュウワウィザード…22年・20年川崎記念、20年チャンピオンズC、19年JBCクラシック
4着 テーオーケインズ…21年チャンピオンズC、21年帝王賞
このように、日本ダート界のトップスリーといっても過言ではない強力メンバーをねじ伏せています。
今回は、マイルへの距離短縮がカギにはなるものの、昨年のレースをターニングポイントに道中の行きっぷりが良くなったように感じられます。
何よりJBCクラシック制覇で地力はJRAのトップクラスにもヒケを取らないことを証明しています。
目下の充実ぶりであれば、3度目の正直で悲願のJRAG1奪取も決して夢ではないでしょう。