3月25日(日) 中京11R高松宮記念(GⅠ) 芝1200m
●上位人気馬格付けチェック
馬番 | 馬名 |
能力 |
上昇度 |
馬券妙味 |
③ | ブリザード | B | A | A |
⑥ | レッドファルクス | A | B | B |
⑧ | レッツゴードンキ | B | A | B |
⑨ | ファインニードル | B | C | C |
※各付けチェックの表記について
上位人気馬を[絶対能力]-[上昇度]-[馬券妙味]の各項目についてABCの3段階で評価しています。
●田中充興の見解
今回の本命は香港馬ブリザードにする。昨年のスプリンターズSは中山最終週のわりに馬場状態が良くなってしまい、結局実質スローペースで、前を行く馬と内枠の馬に上位を占められる結果となった。そんななかブリザードはスタートで出遅れて、直後に挟まれるロス、その遅れを取り戻そうと上がっていき、無駄脚を使うレースぶり。そこから内には入り込めず、そのまま外目を上がっていく競馬をした。結果は5着、しかし高速馬場ではもっともしてはいけないレースのオンパレード、よく5着に来たものだと驚かされた。ただでさえ休養明け初戦の9月3日のレースで後の香港マイルで1番人気に支持されることになるシーズンズブルームの2着に激走しており、スプリンターズS時の臨戦過程は反動が懸念されるような状態でもあったのだ。
ブリザードはやはりというか地力強化していたようで、続く香港スプリントでは3着に入線した。前走のセンテナリースプリントCは香港スプリントの再戦とも言えるようなメンバー構成、そんなメンバーを相手に直線早め先頭のレースぶり、結果は5着だったが、今までよりも行きっぷりが良くなっており、ここに来てスピード面が強化されている印象を受けた。またセンテナリースプリントカップの決着タイムは香港スプリントと比較した場合にかなりタイムが落ちている、同じようなメンバー構成でかつ走破タイムが極端に悪くなっているということは、センテナリースプリントC当時の香港の馬場状態は時計の掛かる馬場になっていたのではないかと推測される。
香港馬が日本で結果を残せないパターンのうちのひとつが日本特有の高速馬場に対応できない、スピード自体はあっても瞬発力不足の馬という場合がある。しかしブリザードの場合、昨年のスプリンターズSの結果から見て、むしろ高速馬場向きの可能性が高いと推察される、それならばタフな馬場だった前走で負けているのは当然だし、むしろ今回に向けては疲れを残さずにすんだというプラス面のほうが多くなる。
対日本馬で互角以上の能力を持っていることは確かだし、隠れた瞬発力型の馬である可能性も高い。コースロスなく立ち回れる枠も引いたことだし、好走する可能性はかなり高いとみる。
また超大穴として推すのは
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