【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
【日曜】札幌11R エルムS(GⅢ)(ダ1700m)
基本的にはポジションゲーム、すなわち、前付けが条件となる
エルムS。
しかし、
今開催の札幌ダ1700は全体的に逃げ~先行馬が残しづらく、その一列後ろで構えた好位、差し馬勢の台頭が目立っています。
また、昨年のエルムSも近走で差す競馬をしていた馬が同時好走。
これらの傾向を考えると、
今年に関しては、ポジションゲームの概念を一旦脇に置いておく手もありそうな気がしています。
今年は、あくまで血統面に特化して候補馬を選びたい。
エルムSの好相性血統は、
ヴァイスリージェント系と
ロベルト系。
昨年は3着サトノティターンが母父デピュティミニスターで該当。その他、ヴァイスリージェント系サンデーのカネヒキリ産駒や母母父ヴァイスリージェントのエーシンモアオバーなど、保持のみならず内包まで含めると人気馬、人気薄ともに好走例が増えるヴァイスリージェント系。まずはこれが一つ目の重要血統。
一昨年の勝ち馬で、昨年は10人気2着と低評価を覆してみせたハイランドピークが、父ロベルト系トーセンブライト。そのトーセンブライトは、現役時代にも08年に同レース7人気2着と激走しています。
それ以前の好走例が12年と少し離れている点については、17、16年は該当馬の出走がなく、15年は該当馬が1頭のみ(3人気5着ソロル)。13年は函館で代替された年と、字面ほど低迷期があったわけでもありません。
昨年、該当馬が2頭同時好走した流れも含めて、今年は再び重要血統に数えておくべきだと判断しました。
なお、こちらは好走例が全て保持馬で、内包馬の好走がないため、ヴァイスリージェント系と異なり保持馬に限定することとします。
ヴァイスリージェント系保持・内包馬と
ロベルト系保持馬。これが候補馬抽出のテーマ。
③サトノティターン(父シンボリクリスエス、母父デピュティミニスター)
④ワンダーリーデル(母父マヤノトップガン)
⑪アルクトス(母父シンボリクリスエス)
⑫ハイランドピーク(父トーセンブライト)
⑬タイムフライヤー(母父ブライアンズタイム)
④ワンダーリーデルを狙います。
武蔵野S勝ちに加え、フェブラリーS4着と能力的には何ら不満のないこの馬。
また、今回の大きな買い材料は、この馬が
典型的な叩き良化型であるという点。過去、10週以上の休み明けと叩き2戦目の着順を比較してみると、
⑤→①
⑤→①
⑪→①
⑫→③
③→①
③→①
と、ここまで変わるか!? というくらい
一変するのです。
前走のプロキオンSは叩き台と判断可能、ひと叩きで中3週の今回は本領発揮。人気落ちのタイミングで馬券的にも絶好です。
新潟7R3歳未勝利(芝2000m)
◎
⑭ベリンダアン
未明からかなり雨が降る予報の土曜新潟競馬。芝は道悪を想定しておくべきでしょう。
そんな馬場設定が初勝利への強い追い風になりそうな
⑭ベリンダアン。
父フェノーメノが、道悪でパフォーマンスを上げるステイゴールドの血を引いており、また母父メジロライアンも道悪巧者で知られる血統。実際、この馬も不良馬場の中京で3着と道悪適性を証明済み。
初戦2着が東京芝2000で2.04.6秒という時計の掛かる決着でのものだったことも含め、本質的に時計の速い馬場は不向きでもあります。つまり、馬キャラ的にも馬場悪化は大歓迎ということ。
外枠から好位追走、早めに押し上げる形で雪崩れ込みを狙えば、馬場を味方に上位進出のチャンスは十分あると見ています。
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