東大名誉教授が射抜くワイド1点

[2026年8月16日]

【札幌記念】今年は波乱ムード満載で穴馬だらけ

2年前から複数の病をかかえ込み、狛江市の慈恵医科大の附属病院に通っている。調布の日活撮影所にも近いので、この病院でかつての大スター赤木圭一郎が撮影所内のゴーカート事故のせいで22歳の若さで息をひきとったらしい。逝去行院を知って、なにか懐かしさがこみあげ、このところ昔のことを思い出しながらカラオケスナックに行くと、彼のヒット曲「霧笛が俺を呼んでいる」を唄っている。その映像画面には好きだった芦川いづみが登場するのが嬉しい。夫の藤竜也が70歳を超えても徹子の部屋の番組で「私は愛妻家です」とのろけていたのにはちょっとばかし妬けたぜ。

さて、札幌記念はかぎりなくG1に近いG2レース。G2中の最高賞金額、洋芝のレースとくれば、早々にG1に昇格させ、欧米の馬にも参戦してもらいたいのだが。だから、稿撃機関銃ヤマさんはスーパーG2とよんで、雰囲気をもりあげる。それでも、G1馬が一頭も出走しない今年は波乱ムード満載で穴馬だらけの舞台になりそうだ。ヤマ穴は⑧サクラファレルであり、昨夏は函館と札幌の洋芝コースで2戦2勝。重賞未勝利でも5着2回であり、ここでも十分に通用しそうだという。相手本線はさらに穴馬⑯ホウオウビスケッツが凄く良い状態でかつて函館で連勝した実績もあり、人気の実力馬2頭⑦ショウヘイと⑩アドマイヤテラとともに狙うらしい。押えも手広く、単勝・馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、函館記念1番人気の②イガッチと人気の実力馬⑦ショウヘイの組合せでワイド1点勝負とはいきる。イガッチがダートの前走で凡走し人気落ちが狙いごろだとか。穴党専科の元マスター・ジュンは、洋芝2勝の実績のある④マジックサンズでそろそろ好走を期待して、単勝・馬連で狙うらしい。

こちとら強い4歳世代に期待して、出走馬6頭のなかから、2000m最高タイムの⑤エコロヴァルツとなんたってダービー3着の実力馬⑦ショウヘイに期待したい。

もうひとつ日曜夜には仏ドーヴィル競馬場の直線マイルでジャックルマロワ賞がある。日本から安田記念優勝馬の5歳牡のシックスペンスが出走する。有力馬2頭が回避して単勝もありうる。かつてタイキシャトルが勝ったときには目の前で観た。あの興奮をもう一度味わってみたいものだ。マイル直線であるからヨーロッパ最強のマイル戦とも言われていることもお忘れなく。


札幌記念
⑤-⑦ ワイド1点で勝負する
⑤-⑦ 2頭軸の3連複総流し14点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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