東大名誉教授が射抜くワイド1点

[2026年9月13日]

【セントライト記念・ローズS】実りの秋へ3歳馬の走りが熱い!

地球の温暖化ばかりかAI開発の暴走も重なり、人類滅亡への序奏が始まっている感がする。かつて恐竜が巨大な身体を武器にしながら、その武器が仇になって滅びたように、人類もまたひときわ優れた頭脳が自分自身に牙を剥き出したような気配がしないでもない。惑星を支配したかのごとき生物種は意外と短期間に絶滅の危機に見舞われやすいとか。100年どころか50年以内に、とんでもない危機が地球に迫るかもしれない。もっとも後期高齢者の身はそんな事態に直面しないで済みそうだが。


〈セントライト記念〉

稿撃機関銃ヤマさんによれば、好メンバーで用無しの馬が少なく、馬券は難解とか。2勝クラス以上、オープンクラス勝利か重賞3着以内の実績がものをいうらしい。でも、1勝クラスでも距離延長の前走の勝ちっぷりとレイデオロ産駒らしく今後の飛躍を感じさせる人気薄⑮エリプティクカーブが狙えるとか。相手本線は実績ある人気馬の⑧ゴーイントゥスカイと⑨サノノグレーターで、馬連(2点が勝負馬券!)・3連複でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、血統からいかにも秋に本格化しそうなリオンディーズ産駒の⑤アスクエジンバラを軸に選ぶという。穴党専科の旧マスタージュンは、いい脚を長く使って前走3着⑯ラディアントスターに注目して、馬連・ワイドでいくらしい。

〈ローズS〉

前走5着以内でローテーション4週以内が重要で、できれば1800m以上の勝利実績があれば脈ありとか。前々走フラワーCの差し脚が忘れがたい③スマートプリエールを狙うという、相手本線は秋華賞の本命馬(3戦3勝)⑦モンローウォークは強敵、もう1頭はイクイノックスの全妹⑥イクシードを選んでいる。馬連(2点が勝負馬券!)・3連複でいくらしい。

ミノ先生はオークスの伸びが凄かった②エンネが軸で堅いらしい。ジュンさんは、500キロを超す大型馬で先行できる2連勝中の⑤ファストフォワードが楽しみらしい。

さてさて、なんとか生き延びている感がするわが身だが、このごろ種牡馬を応援することはとんとなくなった。でも、かのディープインパクトの最高傑作といわれるコントレイルの産駒にはなんとも活躍してほしい。だから、セントライト記念は3頭の出走馬のなかから青葉賞制覇・ダービー4着の⑧ゴーイントゥスカイに期待したい。もう1頭は、このところ騎乗ぶりが冴えているような松山騎手に便乗して⑥サヴォアフェールを狙ってみる。ローズSは末脚勝負で、②エンネと⑥イクシードを狙ってみる。菊花賞と秋華賞を見据えて、どんなレースになるか、楽しみは尽きない。


セントライト記念
⑥-⑧ ワイド1点で勝負する
⑥-⑧ 2頭軸の3連複総流しで遊ぶ

ローズS
②-⑥ ワイド1点で勝負する
②-⑥ 2頭軸の3連複総流しで遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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