東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2025年5月24日]

【オークス】狙いは最後の末脚勝負!

ある新聞社の集まりに出席したところ、帰宅用にタクシー券をくれた。日比谷公園近くの会場から調布の自宅までまっすぐ帰ればいいのに、途中行きつけの居酒屋スナックに寄りたくなった。だから、スナックまでは電車で行って、2時間ほどお酒と歓談を楽しみ、そこからタクシー券を使って自宅にたどり着いた次第。日付の記されたタクシー券だから、深夜の12時までには帰宅するという制約はあったが、タクシー料金が負担なしで済ませられるというのは、なんだか得した気分になった。この気分がオークス馬券までつづいてくれればなおさらだ。

データ派でもある口撃機関銃ヤマさんによれば、いきなり距離が延びるオークスでは、最後の末脚が物をいうらしい。その点で、桜花賞3着の⑤リンクスティップは特筆ものだという。出遅れたうえに、接触事故もあり、およそ惨敗しても当然だったなかで、3着まで詰め寄った姿は半端じゃないとか。相手本線は、桜花賞2着の①アルマヴェローチェ、1着の⑨エンブロイダリー、フラワーC2着の③パラディレーヌが狙いどきだと言っており、馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、前走フラワーC勝ちの⑦レーゼドラマが狙いという。なにしろ2400mを経験しているのも強みとか。ワイド・馬連・3連複でいくらしい。

穴党専科のマスター・ジュンは、③パラディレーヌが美味しい馬だという。この馬から、上位人気馬および外国人騎乗馬に馬連・3連複で流すつもりらしい。

さて、私の狙いも最後の末脚勝負とみるが、4戦中3戦は上がり33秒台の末脚をみせてくれる⑮カムニャックがよさそうだと思う。相手は休養明けで桜花賞2着、距離延びて適性あるハービンジャー産駒の①アルマヴェローチェが断然ではないか。実はもっとも優勝しそうな実力馬と信じているのだが。


オークス
①-⑮ ワイド1点で勝負する
①-⑮ 2頭軸、3連複総流し16点で遊ぶ

コチラも注目
【オークス】あの末脚を忘れるな!距離延長で実力馬が蘇る

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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