東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2023年2月11日]

【京都記念】相性の良さが幸福を招く

ローマ帝国の地方都市ポンペイの遺跡から出土したモザイク画の一つに名高い「イッソスの戦い」がある。前三三三年、マケドニア兵とギリシア兵を率いる馬上のアレクサンドロス大王とペルシア軍を率いて戦車を駆るダレイオス三世とが対峙する構図は雄大であり、想像力をかき立てる。現在はナポリの国立博物館に展示されており、写真でなら「高校世界史」の教科書にも載っているほど衆知のモザイク画である。

十数年前、若い教え子たち数名を引き連れて、十日間ほどマイクロバスでトルコ横断遺跡調査の旅をしたことがある。このときイッソスの平原の戦場跡を訪れ、その近隣のホテルに泊まったのだ。じつは、この近くこそ、今回のトルコ大地震の震源地の周辺であり、あの時あの場所でおこったとしたら、と思うと、ぞっとすることである。

ところで、厳寒期だが、G2の京都記念。口撃機関銃のヤマさんは、中日新聞杯で復活の勝利を飾った4歳馬⑨キラーアビリティが本命らしい。ダービー馬⑫ドウデュースは、凱旋門賞帰りとドバイ遠征を控えており、あくまで相手本線とか。一昨年の年度代表馬⑩エフフォーリアは前走・有馬記念で復活の兆しがあったので、強敵の予感がするらしい。馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は⑥ユニコーンライオンの複勝とワイドでいくと息巻いている。穴党専科のマスターも、⑥ユニコーンライオンの先行粘りに期待するという。久々参加の熟女馬券師ワフさんは、8歳騙馬④アフリカンゴールドの優勝引退にと期待しているらしい。

共同通信杯の注目馬は、

ヤマちゃんは、①ダノンザタイガー
ミノ先生は、⑨レイべリング
マスターは、④シーズンリッチ
ワフさんは、⑥タスティエーラ

をそれぞれ狙うという。

さて、居酒屋の帰りに時々カラオケスナックに立ち寄ることがあるが、しばしば時節にちなんだ歌を唄う。今時分は、フランク・シナトラの「マイファニーヴァレンタイン」でまず1曲目をやる。唄いやすいのは相性がいいということ。

京都記念は、池添謙一騎手と⑧プラダリアも7戦中4戦が連対で相性抜群。前走で復活の勢いがあり、大いに期待できる。相手は最強4歳世代のダービー馬⑫ドウデュースを狙ってみる。ロンシャンの前2走は馬場不適と判断して、良馬場の東京での再度の輝きをみせるときではないか。

共同通信杯は、順当に①ダノンタイガーと少々人気薄の②コレペティトールに期待する。


京都記念
⑧-⑫ ワイド1点で勝負する
⑧-⑫ 2頭軸、3連複総流し11点で遊ぶ

共同通信杯
①-② ワイド1点で勝負
①-② 2頭軸、3連複総流し10点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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