東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2022年11月19日]

【マイルCS】堅実に獲って来週のJCで大きく!

歳をとると身体についての愚痴が多くなる。ガンや心臓病のような深刻なものだけでなく、あちこちが痛いだの痺れるだのという不満が口に出る。先日も腕が上がらなくなった70代の知人が「五十肩」になったと嘆いていた。でも、この病名はどこかおかしいのではないだろうか。40代なら「四十肩」でいいし、50代なら「五十肩」でいいだろう。それなら60代以上の高齢者が腕が上がらなくなったときは、どう言えばいいのか。ある皮肉屋によれば、それは「ガタガタ」だそうな。なるほどと納得!

いつも馬券がガタガタになりそうな居酒屋「青夷」の常連組。先週のエリザベス女王杯で本命ウインマリリンが2着(同着)で儲かったらしい口撃機関銃ヤマさんは、データ分析に余念がない。群雄割拠のマイルCSの勝馬は、前走がG1か毎日王冠か富士Sの出走組から出るという。狙いは富士S2着の⑪ソウルラッシュでいくらしい。同レース1着の⑩セリフォスとは斤量3キロ差が1キロになり、逆転可能ということらしい。マイル適性有、重馬場OKでもあり、相手本線はまずは⑤サリオスで、さらに④シュネルマイスター、⑩もまじえて、ほかに数頭も加えて、単勝・馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、ヤマ分析に同調しながらも、狙いは⑤サリオスでいくという。あとは外国人騎乗の④・⑨・⑩と有力馬⑥ソダシ、⑦ジャスティンカフェ、⑮ダノンスコーピオンに流すらしい。

穴党専科のマスターは白馬⑥ソダシに勝ってほしいとか。アイドル好きらしく、汚れないままでいて欲しいという切ない願い。

やはり群雄割拠としかいいようのないレース。こうなったらマイル適性を重視して、しかもマイルG1の勝組から2頭を選ぶことにする。昨年と今年のNHKマイルの優勝馬④シュネルマイスター⑮ダノンスコーピオンで堅実に狙ってみる。まずは馬券を獲って、来週のJCで大きく行きたいものだ。ルメール騎乗、川田騎乗も心強いかぎりだ。


マイルCS
④-⑮ ワイド1点で勝負する
④-⑮ 2頭軸の3連複総流し15点で遊ぶ


コチラも注目
【平井雄二のBe The Winner】マイルCS・伝統の激走パターンで勝負気配が透けて見える2頭!

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)
『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧