東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2022年07月09日]

【七夕賞】高配当的中へ星に願いを!

あいつさえこの世から消えてくれたら、もう少しましな世になるのに思いたくなる人間がいる。誰とは言わないが、世界中で少なくともある人物には衆目の一致するところだろう。幸いそれは日本人ではありえなかったが、一億人以上もいる日本人も、なかには愚劣な人間がいるものである。よりもよって功績ある元首相を狙撃殺害してしまったのだから、ショックで暗澹たる気分になる。長期にわたる安部政権には功罪をまじえて評価が分かれるだろうが、とりあえず卑下しがちな日本人に誇りをもたせようと努めていたことは確かである。まだ20年は生きて活躍できただろうに残念である。合掌!

ところで、競馬のレースとなると、あの馬さえ出走しなければ高配当必須ということがある。だが、明日の七夕賞にかぎっては、これはといって人気が集中しそうにはない。今週は忙しすぎて居酒屋「青夷」みも顔出す暇もなく、だから馬券常連組の意見を聞く機会もなかった。ならば、各人に代わって、私が勝手に予想する。口撃機関銃ヤマなら、前走の圧勝が忘れがたい⑪アンティシペイトでまちがいない。ギャンブル教師ミノ先生なら、福島に実績のある⑮ヴァンケドミンゴに白羽の矢をあてるはず。穴党専科のマスターなら、軽量で逃げ粘りそうな⑩ヤマニンデンファレを狙いそうである。

さて私はといえば、七夕ならやはり星に願いをかけるべきだろう。なによりもまずは、⑫モズナガレボシが戸崎圭太騎乗で頼りになる。もう1頭はやはり七夕にちなんで牝馬を狙うべきだろう。②、④、⑩の牝馬3頭から福島コースが合いそうな④エヴァーガーデンに魅かれるものがある。まるで見識を欠く予想だが、そんなときこそ当たることがあるから、不思議である。


七夕賞

④-⑫ ワイド1点で勝負する

④-⑫ 2頭軸の3連複総流し14点で遊ぶ


コチラも注目
【平井雄二のBe The Winner】七夕賞・マイナスイメージを逆手に取って美味しく狙える2頭!

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)
『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧