うまスクエア

先週の弥生賞は、アスクビクターモアが朝日杯FSの覇者ドウデュースを破って重賞初制覇。重賞への出走経験こそありませんでしたが、デビューから高いレベルのレースを続け、その地力を証明してみせました。

フィリーズレビュー(阪神・芝1400m)にも重賞未経験の隠れた実力馬がいます。それがコンクパールです。

直近の5戦がダートで、勝鞍の2勝もダートでのもの。それもあってか、人気は下位に甘んじていますが、デビューから2戦の芝でのレース内容も侮れないものがあります。

デビュー戦(新馬)

1着 コマンドライン
・サウジアラビアRC 1着
・ホープフルS 1番人気

2着 コンクパール

3着 フェスティヴボス
・次走で未勝利勝ち

未勝利戦(2戦目)

1着 スタニングローズ
・サウジアラビアRC 3着
・新潟2歳S 5着
・デイリー杯2歳S 5着

3着 コンクパール

どちらもハナを切って自分でレースを作っての粘り込みで、芝でもすぐに未勝利を勝つ能力はあったでしょう。

3戦目からダートへ矛先を向けますが、その初戦で8馬身差のレコード勝ち。その後3戦はやや消化不良も、前走を鮮やかに逃げ切って2勝目。

スピードは芝・ダートを問わずトップクラスに匹敵するものといえるでしょう。

初勝利は、1700mでスタミナも持ち合わせており、波乱の使者となる可能性を大いに秘めた1頭です。

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