完全攻略ファイル No.2
【皐月賞】あの3冠馬の再来!?王道を歩む伏兵が波乱を演出
先週の桜花賞で幕を開けた今年のクラシックレース。今週は牡馬3冠の第一関門
皐月賞(中山・芝2000m)。
前日オッズからは、デビューから3連勝でホープフルステークスを制したクロワデュノールが抜けた1番人気となっています。
ただし、離れた2番人気以下を見ていると、かなり混沌としており、穴党の出番がないわけではなさそうです。そこで狙うのは、
ファウストラーゼンです。
ホープフルステークス3着、弥生賞1着を経ての皐月賞参戦。年によってはクラシックの主役候補になってもおかしくない実績の持ち主です。
この実績でクロワデュノールの確たる対抗馬として名前が上がってこないのは、ホープフルステークスが17番人気、弥生賞も7番人気という人気薄の立場での連続好走だったからでしょう。
その2走に加えて、未勝利勝ちのレースぶりを紐解いていきましょう。
3走前の未勝利勝ちは、スタートで出遅れて序盤は後方を追走。勝負どころからインをロスなく立ち回り直線に入ると今度は前が壁。かなりチグハグな競馬ながら、しっかりと差し切って未勝利を脱出。
2走前のホープフルステークスは、未勝利戦同様に序盤は後方を追走。前述の通り17番人気の気楽さも手伝ってか、前半1000mの標識あたりから一気にポジションを上げて残り800mで先頭。最後は力尽きたものの、見せ場たっぷりの3着と激走。
前走の弥生賞も同じようなポジショニングから、ホープフルステークスよりやや早めに仕掛けて残り800mで先頭。一旦は2着になったヴィンセンシオに交わされながら差し返しての1着。ホープフルステークスがフロックではないことを証明しました。
そして迎える皐月賞。前日正午の時点では弥生賞と同じ7番人気。近年の皐月賞に求められる持ち時計がないのと、切れる脚がないことがこの評価になっているのでしょうが、通ってきた道は2番人気サトノシャイニング、3番人気ミュージアムマイルにも引けを取りませんし、後者には弥生賞で先着も果たしています。
これは余談になりますが、某所で弥生賞を見ていた時に「ミスターシービーの菊花賞みたい」とつぶやいていたオールドファンがいました。改めてミスターシービーのレースを見ると確かによく似ていました。
ミスターシービーといえば、1983年のクラシック3冠馬。さすがに現時点で3冠馬の再来とは言えませんが、まだまだ過小評価となっているのは事実。クラシック本番でもう一丁を期待です!
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