【穴馬券ネオメソッド】
現代菊花賞で求められるもの
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
京都11R 菊花賞(GⅠ)(芝3000m)
最近の菊花賞は極限のスタミナは問われません。本質的に長距離適性のある馬が少なくなり、ましてや3歳馬同士で行われるクラシック最終戦という位置付け。すなわち、「望んで3000を使うという馬が少ない状況」であれば、それも仕方ないこと。
以前と違い、春のクラシックホースでも中距離路線にためらいなく路線変更するようになったことで、一時期よりは、多少、生粋のステイヤーが穴を開ける可能性は増したとは思いますが、それでも、昨年のようなドボドボの不良馬場にでもなならない限り、長距離適性一辺倒ではスピード負けして終了という危険性を覚えずにはいられません。
現代菊花賞で必要なもの、それは、スピードとスタミナのバランスです。
父ステイゴールド、母母父に晩成ステイヤーのアンバーシャダイが鎮座。しかし、母父にはマイル前後が適距離のフレンチデピュティを持っていたレインボーライン。馬自身も、マイル重賞アーリントンC勝ちに加えNHKマイルC3着と、(この時点では)スタミナよりもスピードが目立つ馬でした。
父は現役時代に天皇賞・春を勝っているスペシャルウィーク。一方で母父はミスプロ系の中でも短距離色の強いアンブライドルズソング(姉トーホウアマポーラは短距離重賞勝ち馬)。父系はスタミナ、母系はスピードというバランスでした。
父トーセンダンスは、菊花賞御用達血統であるダンスインザダークの全弟。一方、母父はマイル戦に強いラストタイクーンの流れを汲むオースミタイクーン。これもスタミナとスピードを並存させていた穴パターン。
このように、最近の菊花賞で穴を開ける馬のパターンは、スピードとスタミナを両方表現しているようなタイプ。
果たして、これを「バランスが取れている」と定義していいのかどうかは何とも言えない(逆にアンバランスとも言える)ですが、スタミナ一辺倒では好走できず、スタミナがなければこなせないのが現代菊花賞だということです。
今年でいえば……
①アイトーン
②グレイル
⑤エポカドーロ
⑩アフリカンゴールド
⑱グローリーヴェイズ
②グレイルは母父に世界的マイラーとして名を馳せたロックオブジブラルタルを持ち、母母父にはレインボウクエスト。このレインボウクエストは、自身、現役時代に凱旋門賞を勝っており、種牡馬になってからは欧州の長距離GⅠ勝ち馬を続々と輩出。日本でも天皇賞・春を勝ったサクラローレルを出している生粋のステイヤー血統です。
スピードとスタミナを兼備した血統構成は、現代菊花賞にピッタリ。京都GⅠの穴種牡馬であるハーツクライ産駒でもあり、ここは一発の期待が高まります。
動画で解説 ~菊花賞(GⅠ)~
【日曜の注目穴馬】
東京12R3歳上1000万下(ダ1600m)
◎
⑯バレッティ
土曜日の東京ダートは、ミスプロ系が優勢。
中でもキングマンボ系がかなり目立っており、1Rで1~3着を独占すると、2Rではルーラーシップ産駒ハツセ、6Rではワークフォース産駒フォースラインがそれぞれ勝利。
また、6R4人気3着ヨクエロマンボ、7R9人気3着マクルーバと、2頭のスズカマンボ産駒も同時好走しています。以前から何度も指摘しているとおり、キングマンボ系サンデーのスズカマンボは、キングマンボ・バイアスに乗じてパフォーマンスを上げることが多い血統。そのスズカマンボ産駒の好走も合わせて、土曜日の東京ダートはキングマンボ・バイアスが発生していたと考えることができます。
日曜日の東京ダートもキングマンボ系には要注意。その東京ダートのキングマンボ持ちの中から、最終レースの16番
バレッティをピックアップ。
これまで長距離戦ばかり使われてきたこの馬が、1800mへの距離短縮で勝ち切った前走。降級戦であり、勝ったこと自体は驚きませんが、注目はこれまでにない先行策を取ったということ。あの競馬をした後なら、マイルへの距離短縮は大歓迎。外枠も引けた今回、再昇級緒戦から見逃せない存在です。
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