穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
テーマは『パワー型のサンデー系』
待望の新刊!境和樹の【単複論! 実践編】
≫≫ アマゾン・全国書店にて絶賛発売中! ≪≪
会員登録をすると、血統スナイパー【境和樹】の予想が動画でもご覧頂けます。
【穴馬券ネオメソッド】
東京11R NHKマイルC(芝1600m)
このレースを含め、来週のヴィクトリアマイル、そして安田記念とこのシーズンに3回行われる東京マイルGⅠ。意外に関連性が生まれることも多いので、先々まで含めて傾向分析の糧にするという姿勢は大事だと思います。
さて、その東京マイルGⅠ第一弾となるNHKマイルCですが、過去の傾向分析は次の3点。
・良馬場ならサンデー系保持は必須材料
・ダート的馬力血統
・1400m以下の実績が穴(差して好走した実績)
サンデー系保持馬は、そもそもの出走数が多く、数の暴力で来ているだけという見方もできると思いますが、たとえば、2013年の1番人気7着エーシントップ、2009年の1番人気9着ブレイクランアウト、3番人気8位入線サンカルロなど、サンデーを持っていない人気馬がことごとく圏外に飛んでいることは紛れもない事実。また、昨年5番人気13着エイシンブルズアイや6番人気10着ショウナンワダチなど、タイプ的に来て不思議ないような穴馬も不発に終わっていることから、やはり積極的に
『非サンデー』を狙うのは危険と言えます。よほど狙いたい要素があれば別ですが、良馬場で行われる以上、基本的にはまず
『サンデー系を父か母父に持っているかどうか』でふるいに掛けるところからスタートするべきでしょう。
もちろん、それだけでは大して候補を絞れませんので、ここからさらに要素を付け加えていきます。
まずは血統面。ダート的馬力血統保持馬がよく来ます。これは、来週のヴィクトリアマイルでも色濃く出る血統傾向。東京マイルGⅠの血統戦略上、極めて重要な要素と考えられます。
【ダート的馬力血統保持馬の好走例】
14年17人気2着タガノブルグ(父ヨハネスブルグ)
13年10人気1着マイネルホウオウ(母父フレンチデピュティ)
13年6人気2着インパルスヒーロー(父クロフネ)
12年1人気1着カレンブラックヒル(母父グラインドストーン)
09年5人気2着レッドスパーダ(母父ストームキャット)
最近の東京マイルGⅠのトレンドですね。ダート的な馬力が重要です。そして、それを血統面で表象している馬がよく来ます。
また、馬のキャラクターとして
『1400m以下に実績がある馬』が穴を開けることが非常に多い。このタイプは距離が嫌われて人気の盲点になりやすいのですが、実際は結構来ます。しかも人気薄で。
東京マイルにおいて、
『少し長めの1800m的な適性が問われる』というのが世間的なセオリーらしいですが、少なくともこのレースに関してはほとんど当て嵌まらないと言っていいです。
【1400m以下に実績があった馬の好走例】
14年17人気2着タガノブルグ(橘S勝ち)
13年6人気2着インパルスヒーロー(ファルコンS勝ち)
12年15人気3着クラレント(新馬勝ちが1400m)
11年1人気1着グランプリボス(京王杯2歳S勝ち)
11年4人気3着リアルインパクト(京王杯2歳S2着)
10年5人気2着ダイワバーバリアン(1400mで2勝)
09年10人気1着ジョーカプチーノ(ファルコンS勝ち馬)
09年13人気3着グランプリエンゼル(橘S勝ち)
※差して好走していることが望ましい。
ちなみに、1400m以下実績馬に関しては、
『差して好走している』という点を今年から新たなファクターとして加えます。上記サンプルの中でも、1400以下の距離で先行好走していた馬は、09年13人気3着グランプリエンゼルくらい。あとは全て差し、追い込みでメンバー上位の上がりを使った馬たちです。
以上のことから、このレースで求められるテーマは
『パワー』だと見ます。少し長めの距離をこなすようなスタミナもいりませんし、短距離を先行して好走するようなスピードも邪魔になる。その中間地点として、ダート的な馬力、パワーが求められるということが、血統、そして好走馬の臨戦過程から浮かび上がってくるわけです。
『パワー型のサンデー系保持馬』
これが、NHKマイルCで穴を拾うテーマになるということです。
以上のファクターでさらに絞込みを掛けると、今年のメンバーにおける候補馬は……
①アヴニールマルシェ
③クールホタルビ
⑦クラリティスカイ
⑩アルマワイオリ
⑬コスモナインボール
⑯ダノンメジャー
⑱マテンロウハピネス
今年、馬券の肝になりそうな穴馬は
予想はユーザー登録のあと!!