穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
2歳戦に強い血統
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【穴馬券ネオメソッド】
東京11R いちょうS(芝1600m)
ここ2年、1800mに変わったいちょうSが、今年から重賞に格上げされ、1600mに距離が戻りました。GⅠの朝日杯が中山から“紛れの少ない”とされる阪神に移り、中距離の重賞をボコボコ作ったにもかかわらず、なぜこのレースがその流れに逆行するのか、イマイチ意図が掴めないところですね。
まあ、それはさておきこのレース。まだサンプルがない(しかも、いちょうS自体が距離変更のため、過去の傾向が使いにくいです)ため、この時期の『2歳重賞』という広い視点でテーマを設定して戦うことになります。
【2歳重賞のテーマ】
1.近年はクラシック級の早期デビューがトレンド
2.それでも、完成度の高い血統は穴を開けやすい
3.凡走経験は少ないほど良い
以前であれば、この時期の2歳戦は『ダート血統』を筆頭とした完成度の高い血統を狙うのが筋でした。来春の大舞台を目指すような馬がこの時点でまだ出現していないことが多いため、純粋な完成度勝負になりやすく、より早く完成する、今がピークの馬が好走することが多かったわけです。
しかし、昨年のイスラボニータなどを見ても分かるとおり、近年は2歳夏の時点で翌年のクラシック候補がバンバン登場します。その結果として、そういった“素質馬”の登場が前倒しになりやすく、この時期の重賞にも余裕で出てきます。
このことから、以前ほど“アテにならない素質馬”は減っています。「たしかに強いんだろうけど、今の時点なら完成度の差で何とでもなる」という考え方が通用しづらくなっているわけです。このポイントは頭の片隅に置いておいたほうがいいでしょうね。
ただ、とはいっても2歳秋初頭であることは紛れもない事実。クラシックでは厳しいと思われる早熟タイプの馬や血統馬がアッと言わせるとすれば、時期的にはココしかありません。その意味で、クラシックとは無縁の血統を積極的に狙えるのも、この時期だけということになります。
最後にもうひとつのポイント。この時期の2歳重賞からクラシックのトライアルまでは、基本的に「勝ち残り」の戦いになります。新馬を勝った後、1勝馬同士の戦いでコロッと負かされたような馬が突然巻き返すという可能性はあまり高くありません。相手が落ちてくる時期でもなく、また、成長力を発揮するには時期が早すぎます。ゆえに、今の段階で既に同世代の馬に大敗しているような馬は、配当妙味がいくらあっても期待値がかなり低いと考えざるを得ません。
以上のテーマをまとめて、このいちょうSの注目馬を挙げておきます。
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