穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
“右肩上がり”を制するのは?
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【穴馬券ネオメソッド】
小倉11R 北九州記念(芝1200m)
毎年書いていることですが、この北九州記念のポイントは以下に尽きます。
『典型的な右肩上がりラップで追い込み決着になる』
これはほぼ揺ぎ無いこのレースの鉄板傾向です。馬場状態がどうであろうと、メンバー的にスローが想定されようと、当日直前まで前残りの競馬が続こうと、毎年のように北九州記念だけは判で押したように
『典型的な右肩上がりラップで追い込み決着』になります。
【北九州記念のラップ推移】
13年
ラップ推移:
11.6-10.0-10.6-11.1-11.5-11.9
前半・後半3F:
32.2-34.5
12年
ラップ推移:
11.6-10.1-10.5-11.3-11.6-11.8
前半・後半3F:
32.2-34.7
11年
ラップ推移:
11.8-10.0-10.6-11.1-11.4-12.3
前半・後半3F:
32.4-34.8
10年
ラップ推移:
11.6-10.0-10.5-11.2-11.5-12.3
前半・後半3F:
32.1-35.0
9年
ラップ推移:
11.8-10.3-10.6-11.3-11.4-12.1
前半・後半3F:
32.7-34.8
8年
ラップ推移:
11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7
前半・後半3F:
33.0-34.5
7年
ラップ推移:
11.5-10.0-10.6-11.4-11.6-12.6
前半・後半3F:
32.1-35.6
6年
ラップ推移:
11.9-10.1-10.9-11.3-11.5-12.3
前半・後半3F:
32.9-35.1
レース上がりが速いこと、そして、ラップ推移中の後半3つくらい、13年であれば11.8-10.8-12.0の形に注目。ラスト2ハロン目でグンと加速していることが分かります。
ポイントは一目瞭然、前半3ハロン32秒台と2秒以上の前傾ラップ、そしてゴールに近づくにつれ時計が掛かっていく典型的右肩上がりの形。これが北九州記念というレースの本質であり、予想する上でも、こういうレースを想定すべきです。このことから……
1.テンが速く、前傾度合いが高い右肩上がりの競馬を差して好走している馬
2.ダート的な馬力血統
3.非リピーター性
この3点が
【北九州記念の穴馬捕獲ポイント】として浮上することになります。
【北九州記念とダート的馬力血統】
12年2着シゲルスダチ(父クロフネ)
11年2着エーシンリジル(父フレンチデピュティ)
11年3着エーシンヴァーゴウ(母父サンダーガルチ)
10年2着スカイノダン(母父ワイルドアゲイン)
10年3着サンダルフォン(母父ジェイドロバリー)
09年1着サンダルフォン(母父ジェイドロバリー)
09年2着レディルージュ(父ブライアンズタイム)
09年3着カノヤザクラ(母父ウッドマン)
08年1着スリープレスナイト(父クロフネ)
07年1着キョウワロアリング(母父シーキングザゴールド)
07年2着アルーリングボイス(父フレンチデピュティ)
06年3着ホーマンテキーラ(母父ストームバード)
昨年はこの血統ポイントは活きませんでしたが、それ以前の結果を見れば、やはりこのポイントは重要性が高いと見るべきです。
ちなみに、意外にリピーター性が薄いということもポイントの一つだと思います。過去、このレースで2回以上馬券になった馬はサンダルフォンのみですからね。
06年に1200m施行になってからまだ8回しか行われていない以上、まだ断言するのは危険という見方もできると思いますが、個人的にはこれだけ特殊な適性を要求するレースであるにもかかわらず、過去好走馬が複数回馬券に絡まないのは異常事態だと思っています。明確な根拠は分かりませんが、本来であればリピーター性が強く出るべきレースにおいて、過去の好走馬が走れていないという事実は重要でしょう。よって、非リピーター性ということもポイントの一つに掲げておきます。
というわけで、今年の出走馬から狙える穴馬をピックアップします。
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