穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
上がりが掛かれば出番アリ!
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【穴馬券ネオメソッド】
東京10R・日本ダービー(芝2400m)
まずは、日本ダービー固有の傾向からピックアップしてみましょう。
1.サンデー系×ダンチヒ系には要注意!
2.関西圏の外回り重賞好走実績馬をマークする。
サンデーサイレンス~キングマンボ~ディープインパクトと、比較的コロコロと血統傾向が変わるレースですが、その中でも安定して好走馬を輩出しているのが、先週も指摘した『東京芝2400mGⅠのサンデー系×ダンチヒ系』です。
【ダービーで好走したサンデー系×ダンチヒ系】
12年2着フェノーメノ
09年1着ロジユニヴァース
08年1着ディープスカイ
05年3着シックスセンス
02年3着マチカネアカツキ
東京芝2400mGⅠの中でも、最もこの配合が活躍できるのがダービーだと思います。加えて、昨年8番人気3着と穴を開けたアポロソニックがダンチヒ系ビックブラウンだったことから、総じてダンチヒ系が穴になりやすいというレース傾向も浮かび上がります。
次に、これも毎年言っていることですが、ダービーの好走馬を検証していくと、「関西圏の外回り重賞で好走した実績がある馬」の好走例が非常に多いことに気付きます。
【関西圏の外回り重賞実績があったダービー好走馬】
13年1人1着キズナ(京都新聞杯1着)
12年7人3着トーセンホマレボシ(京都新聞杯1着)
11年1人1着オルフェーヴル(スプリングS:阪1800m外で施行1着)
11年8人3着ベルシャザール(スプリングS:阪1800m外で施行2着)
09年5人2着リーチザクラウン(きさらぎ賞1着)
09年8人3着アントニオバローズ(シンザン記念1着)
08年1人1着ディープスカイ(毎日杯1着)
08年12人2着スマイルジャック(きさらぎ賞2着)
07年3人1着ウオッカ(阪神JF1着、桜花賞2着)
07年14人2着アサクサキングス(きさらぎ賞1着)
07年4人3着アドマイヤオーラ(シンザン記念1着)
06年1人1着メイショウサムソン(きさらぎ賞2着)
06年7人3着ドリームパスポート(きさらぎ賞1着)
昨年も勝ち馬キズナが該当。関西圏の外回りコースはタフな流れになりやすく、本質的な地力が問われやすいところ、同世代の頂上決戦においてその底力や地力が発揮されやすくなるという構図でしょうか。
以上がダービーの総論的部分。これは今年に限らず使えることだと思うので、ダービーの予想をする際にはベースとして押さえておいていいポイントです。
そして、ここからは各論。今年のダービーを分析します。今年のダービーにおいて、穴の肝となりそうな馬はどれでしょうか?
アプローチの仕方は様々だと思いますが、今年はこんな点に注目してみました。
【青葉賞とダービーの上がり時計比較】
13年 青葉賞34.7 ダービー35.2
12年 青葉賞34.9 ダービー36.1
11年 青葉賞34.4 ダービー36.5
10年 青葉賞34.5 ダービー33.4
09年はダービー不良馬場のため割愛
08年 青葉賞34.8 ダービー36.4
良馬場で行われた過去5回の青葉賞と日本ダービーの上がり時計を比較すると、両レースの性質の違いが浮かび上がります。
青葉賞はトライアルという性質上、道中で無理せず上がり勝負に賭ける傾向が強くなります。ビュンビュン飛ばしてバタバタになれば、本番の権利が獲れませんし、仮に権利を獲ったとしたら…と考えれば、なるべく余力を残したいはず。ということで、道中の流れがそこまで厳しくならず、その結果としてレースの上がりが速くなります。
しかし、ダービーは違います。一応、現時点での最大目標となるレースですから、ほとんど全馬が全力を出し切るレースをします。その結果として、道中から極端な緩みが起きず、レースの上がりも掛かります。ラストは消耗戦になるわけですね。レース上がり33.4秒という2010年(勝ち馬エイシンフラッシュ)のような例は非常に稀。重、不良で行われた年を除く過去10回のダービー上がりタイムの平均は35.3秒です(ちなみに、青葉賞は34.9秒)。
ここに穴のポイントがあるのではないか?これが今年の着眼点。すなわち、上がりが掛かるレースになってパフォーマンスを上げられる馬の逆襲を狙うという発想です。
そこで今年の青葉賞に注目。今年も、例年とほぼ同様、レース上がり34.8秒、メンバー中上がり最速となる33.8秒をマークしたショウナンラグーンが差し切りました。この青葉賞で適性ズレしていた馬、すなわち、上がりの速い青葉賞では持ち味が発揮できなかったものの、それより上がりが掛かる競馬ならパフォーマンスを上げ得る存在、それが
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