穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
米国血統とロベルト系
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【穴馬券ネオメソッド】
京都11R・平安S(ダ1900m)
京都ダ1900mで行われる古馬オープン以上の高額条件のレースは、2月のアルデバランSとこの平安S(12年までは東海S)のみ。ただ、その限られたレースでも、結果を検証してみると確固たる傾向が浮かび上がります。
1.米国血統
2.ロベルト系
3.1800mとは微妙に適性が異なる
(1800mでの序列は逆転し得る)
まずは血統面、これが一番顕著なので、まずはココから対象穴馬を絞り込むことが可能だと思います。
【米国血統の好走例】
注:AL=アルデバランS
14年AL3人1着エーシンゴールド(父メダグリアドーロ、母父プルピット)
14年AL7人3着ダブルスター(父シニスターミニスター)
13年平安5人3着ナムラタイタン(父サウスヴィグラス)
13年AL5人1着メテオロロジスト(父ゴールデンミサイル、母父ストームキャット)
13年AL7人2着スタッドジェルラン(母父ブラックタイアフェアー)
13年AL10人3着セイリオス(父トワイニング)
12年AL11人1着エアマックール(父ジャイアンツコーズウェイ)
12年AL5人3着タマモクリエイト(父カリズマティック)
11年東海2人1着ワンダーアキュート(父カリズマティック)
11年AL4人1着ピイラニハイウェイ(父シルヴァーデピュティ)
11年AL2人2着ワンダーアキュート(父カリズマティック)
11年AL10人3着ドリームライナー(父フサイチペガサス)
10年東海1人2着トランセンド(父ワイルドラッシュ)
10年AL2人1着トランセンド(父ワイルドラッシュ)
10年AL1人2着フサイチセブン(父フサイチペガサス)
【ロベルト系の好走例】
12年東海11人3着サイレントメロディ(父シンボリクリスエス)
12年AL1人2着シルクシュナイダー(母父リアルシャダイ)
11年東海6人2着ランフォルセ(父シンボリクリスエス)
10年東海10人3着アルトップラン(父マヤノトップガン)
10年AL4人3着マイネルアワグラス(父ブライアンズタイム)
10年から今年のアルデバランSまで、この条件で行われたオープン、重賞のレースは全部で9鞍しかありません。すなわち、3着内に入った馬の数は27頭。そのうち、20頭が上記血統傾向のどちらかに当てはまっています。非該当の中にはニホンピロアワーズとシルクメビウスの複数回好走がありますから、それを除くようなら、もうほぼ全ての馬が『米国血統』もしくは『ロベルト系』という血統テーマを満たしていたことになります。しかも、上記表を見ていただければお分かり頂ける通り、人気薄もこのテーマで拾うことが可能。
ストームキャット系、ボールドルーラー系、フォーティナイナー・ライン、それにワイルドアゲイン~ワイルドラッシュあたりに要注意。あとはロベルト系の人気薄を警戒しておく。これはこの条件の必須血統傾向と言ってもいいでしょう。
あとは該当する馬の中からその他の加点材料と配当期待値のバランスを検証することになります。
①クリールパッション(父ワイルドラッシュ)
②ラガートモヒーロ(母父ブライアンズタイム)
③ナムラビクター(母父エンドスウィープ)
⑥ソロル(父シンボリクリスエス)
⑧グランドシチー(母父ブライアンズタイム)
⑫ドコフクカゼ(父ワイルドラッシュ)
⑭グランプリブラッド(母父ブライアンズタイム)
⑯ワイルドフラッパー(父ゴーストザッパー)
だいたいこんなあたりが今年の候補馬。ここから選択するわけですが、その際、冒頭の最後に挙げた『1800mと微妙に適性が異なる』ということをちょっと意識してみます。
たった100mの違いですが、この差はかなり大きいようで、このダ1900mという条件では1800mにおける実績があまりアテにならないという局面が発生しやすくなります。このレースでも、たとえばアンタレスSの着順が微妙に入れ替わったりしますよね。
ちなみに、これはオープン、重賞クラスに限った話ではないので、その他のレースでも活用できるポイントだと思います。
『1900mで1800m実績を信用しない』『1800mで1900m実績を信用しない』
そういえば先週、土曜日の最終レース(ダ1800m)において、ダ1900mで2戦連続2着していたアテンファーストという馬が、人気を背負って6着に敗れました。あれも“100mの落とし穴”の好例だと思います。
ダ1900mでは、2000mや1700mに近い適性が問われやすくなるので、確認すべき実績はむしろこういった別距離のものにした方がいいと思います。
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