穴馬券ネオメソッド(予想公開編)[2014年2月16日]
ポイントは過去2回にあり!
東京新聞杯の動画解説はありません。
【穴馬券ネオメソッド】
東京11R・東京新聞杯(芝1600m)
雪による開催中止で1週順延。出走メンバーも変わってしまいましたが、基本的に、重賞レースに関しては過去の傾向を元にテーマを設定し、それに合致する馬を選ぶのが私のスタイルですから、初志貫徹、先週のままで行ってみます。
この東京新聞杯というレースは、コロコロ傾向が変化するレースでなかなか厄介。かつてはハットトリックやスズカフェニックスのような『後方からとにかく速い上がりで追い込む馬』が強かったのですが、その後、ダート血統の粘り込みが穴になるケースが頻発し、さらにはロベルト系が勢力を拡大…といった具合に変遷を遂げています。
安田記念もそうですが、東京芝1600mの高額条件は結構こういった変化が多い条件なので、注意深く見守らないと取り残されてしまうなぁと感じることが多いですね。
そんな背景もあって、今年の東京新聞杯を予想する上で考えたことは、
『過去2回に鍵がある』
あまり古いところまで遡って傾向を分析すると、間違った方向に進んでしまいかねない、重視するのは最新の傾向。ということで、2013年、2012年の東京新聞杯に絞ってテーマを探しました。そして、その結果として導き出されたこのレースの最新テーマが…
『過去2回、鈍重スタミナ血統を持った馬が好走している』
『過去2回、ディープインパクト産駒が全く走れていない』
これです。
2013年
1着クラレント(父ダンスインザダーク・母父ダンシングブレーヴ)
2着ダイワマッジョーレ(母父ローソサエティ・母母父ハイペリオン)
3着トライアンフマーチ(母父ダンシングブレーヴ・母母父ブレイヴェストローマン)
2012年
1着ガルボ(父マンハッタンカフェ・母父ジェネラス)
2着コスモセンサー(母父リヴリア)
3着ヒットジャポット(母父リアルシャダイ・母母父ダルシャーン)
過去2回の東京新聞杯で馬券に絡んだ6頭には、いずれも「血統的に(鈍重と言ってもいいくらいの)スタミナ的要素を持っていた」という共通点があります。特に目立つのはネヴァーベンド系。昨年の3着馬であり、2010年の2着馬でもあるトライアンフマーチ、一昨年の2、3着馬にそれぞれ入っています。こういった、スピードがほとんどない代わりに、スタミナに秀でた血を内包している馬が、近年の東京新聞杯では頻繁に馬券になっているということが分かります。これが最新の東京新聞杯の血統傾向と言っていいでしょう。
逆に「過去2回、ディープインパクト産駒が全く走れていない」これも目の付け所。
ディープインパクト産駒が初めてこの東京新聞杯に出走したのが2年前の2012年。まだ2回だけではありますが、その2回においてディープインパクト産駒は結構“インパクトのある飛び方”をしています。出走数もそう多くなく、何しろ『逆境に強い』のがディープインパクトの特徴ではありますが、少なくともこれまでの傾向を見る限りは買いづらいと言わざるを得ません。
2012年と2013年の2回にディープインパクト産駒は5頭出走して全て馬券圏外に敗れています。しかも、2012年にはダノンシャーク、2013年にはドナウブルーと2年連続で1番人気で飛んでいるんですね。
ちなみに、5頭の人気と結果を全て示すと…
人気:②①⑥①③
結果:⑦⑤⑪⑩⑨
6番人気だった馬はリアルインパクトで腐ってもG1馬ですから、それなりに実力なり実績を持った馬が出走してきて全く力を出せていないことが分かります。加えて、ディープ不振に反して結果を出しているのが、同じサンデー系でもベクトルが逆に位置するダンスインザダークやマンハッタンカフェであるというところもポイント。このレース自体がディープの才能を活かしづらいと考えることができます。
何度も言いますが、こういう不利な条件が揃った逆境におけるディープインパクトの底力は本当に侮れないので、絶対イラナイと断言できないのはツライところですが、少なくとも予想の段階では軽視妥当と結論づけられます。
過去2回の東京新聞杯の傾向を重視して、今年狙いたい馬は
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