穴馬券ネオメソッド(予想公開編) [2014年1月26日]
とにかく異流、それがAJCC
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【穴馬券ネオメソッド】
中山11RAJCC 芝2200m
中山の非根幹距離の重賞ということで、スピードの持続力が問われるこのレース。持続力というと聞こえがいいんのですが、もうちょっと言い方を変えれば『ダラダラ走る瞬発力のない馬』『速い上がりが使えず、他条件では明らかに苦戦する馬』がパフォーマンスを上げてくるレースです。
【AJCCを語る上で見逃せない好走馬】
12年3着ゲシュタルト
10年1着他ネヴァブション
10年3着他トウショウシロッコ
08年3着ブラックアルタイル
07年2着インテレット
07年3着シルクネクサス
このメンバーを見ていただいて、なんとなくイメージを掴んでいただくだけで、このレースの本質は見えてくると思います。
1.とにかく勝ち切れない
2.使える上がりの脚は34~35秒台
こういった特徴が見えてくると思います。もし可能なら、上記した馬の全成績を確認してみてください。だいたいが35秒台くらいの上がりで何とかなるレースでしか結果を出しておらず、33秒台の上がりを使ったとしても、それがメンバー最速でなかったり、3着くらいに負けていたり(要するに、レースの上がりが速いため、引っ張られてそれなりの時計は出ているが、レース全体を見ればさらに速い上がりを使う馬にやられているということ)…。本当に、「善戦はできても、勝ち切るケースが少ない」「勝ち切るためには上がりが掛かるという条件が必要」という馬ばかりなのです。
そして、こういった馬が馬券圏内に突っ込んでくる、それがAJCC、ひいては中山の非根幹距離重賞の特徴でもあるのです。
そもそも、ネヴァブションが連覇を達成し、トウショウシロッコが2年連続で馬券に絡むようなレースですからね(ともに全盛期だったとしても)。いかに主流条件と違った適性が問われるか、それだけでもお分かりいただけると思います。
【AJCCで好走した鈍足血統の例】
13年2着トランスワープ(父ファルブラヴ)
11年2着ミヤビランベリ(父オペラハウス)
10年1着他ネヴァブション(父マーベラスサンデー)
10年2着シャドウゲイト(父ホワイトマズル)
10年3着他トウショウシロッコ(父アドマイヤベガ)
08年2着トウショウナイト(父ティンバーカントリー)
08年3着ブラックアルタイル(父アドマイヤベガ)
07年2着インテレット(父アドマイヤベガ)
06年1着シルクフェイマス(父マーベラスサンデー)
マーベラスサンデー産駒が計3勝を挙げ、アドマイヤベガ産駒が4年連続で馬券圏内に…。これも、このレースがいかに「スピード不要」「速い上がり不要」のレースかを物語ります。B級サンデーの極みのような鈍足型がこれだけ馬券になるレースは、本当に珍しい、それだけ異質の適性が問われるということです。
・速い上がりを使えない馬
・瞬発力より持続力
・スピードよりスタミナが必要
これがこのレースのテーマとなります。
今年、このテーマを満たす存在は
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