境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年5月5日]

芝マイルでありながら…

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青葉賞は「攻略の鍵は長ダービー連対馬の仔」と話す“境和樹”の買っておきたい人気薄とは?


【日曜の穴馬券ネオメソッド】

東京11RNHKマイルC 芝1600m

(8)マイネルホウオウ

動画で解説 ~NHKマイルC(G1)~

このNHKマイルCを読み解く上で、大事なポイントとなるのが

「ダート血統」「短距離適性」

この2つです。

既に各所で語られているとおり、毎日杯組の成績が抜群にイイこのレース。その成績は第1回から数えて(6-1-0-5/12)で勝率50.0%、連対率58.3%。毎日杯勝ち馬の成績に限れば(5-0-0-1/6)で勝率は驚異の83.3%。今年は該当馬がおらず、キズナの不出走が残念な限り(ウソです。出てこなくてホッとしています)ですが、これだけ顕著な好相性データも珍しいでしょうね。来年以降も覚えておきたいところです(ちなみに、なぜ好相性なのかについては毎日杯の予想コラムで私見を述べました。NHKマイルCで毎日杯的な適性が要求されるのではなく、毎日杯でNHKマイルC的な適性が要求されていると思っています)。

ただし、この毎日杯組の好相性データが、このレース全体のイメージをミスリードしていることは間違いないと思っています。個人的には、データ的に毎日杯勝ち馬のみ突出しているのであって、このレースが1800m的な適性を要求するレースだとは思っていません。過去の好走馬を検証すると、明らかに浮かび上がるのは先述のとおり「ダート血統」「短距離適性」というテーマです。

【ダート血統の好走例】
12年1着カレンブラックヒル(母父グラインドストーン@ミスプロ系)
09年2着レッドスパーダ(タイキシャトル×ストームキャット系)
08年2着ブラックシェル(父クロフネ)
08年3着ダノンゴーゴー(父アルデバラン@ミスプロ系)
07年1着ピンクカメオ(父フレンチデピュティ)


昨年2着のアルフレードも父はシンボリクリスエス。ダート血統というとさすがに言い過ぎだと思いますが、芝、ダート兼用であることは確か。ダート的な馬力血統という観点で見ればこれも該当していたといっていいでしょう。

【短距離血統の好走例】
11年1着グランプリボス(父サクラバクシンオー)
11年3着リアルインパクト(母トキオリアリティー)
10年2着ダイワバーバリアン(母フェニックスバード)
09年3着グランプリエンゼル(父アグネスデジタル)


【1400m以下に実績があった馬の好走例】
11年1着グランプリボス(京王杯2歳S勝ち)
11年3着リアルインパクト(京王杯2歳S2着)
10年2着ダイワバーバリアン(1400mで2勝)
09年1着ジョーカプチーノ(ファルコンS勝ち馬)
09年2着グランプリエンゼル(橘S勝ち)
08年3着ダノンゴーゴー(ファルコンS勝ち)


また、補足として、1200m~1400m適性が極めて高いプリンスリーギフト系(代表例はサクラバクシンオーですね)を隠し持っている馬がやたらと走っているという傾向も存在します。

【プリンスリーギフト系内包馬の好走例)
12年2着アルフレード(母母父サクラユタカオー)
12年3着クラレント(母母父テスコボーイ)
11年1着グランプリボス(父サクラバクシンオー)
09年1着ジョーカプチーノ(母母父トウショウボーイ)
08年2着ブラックシェル(母母父トウショウボーイ)
06年1着ロジック(母父サクラユタカオー)


このように、このNHKマイルCでは『ダート的な馬力血統』『短距離志向の強い血統』が好走しやすいわけです。この視点で穴馬券を狙うのがセオリーということになります。

今年、買うかどうか検証すべき馬は以下の通りです

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境和樹の馬券ネオメソッドとは?

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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