うまスクエア

［2024年10月26日］

【天皇賞秋】馬券も当てて愉快な秋になれば言うことなし

ときにはかけ値なしに薦めたい本がある。今だけ役立つだけでなく、一生にわたっていつでも使えそうな教養本でもある。DK社編著 スミソニアン協会監修『ビジュアルマップ大図鑑 世界史』(東京書籍 6500円＋税)はたえず机上の近くに置いておきたい本である。

人類の誕生からグローバル世界の現代までの諸時代の世界をそれぞれ両ページ見開きのまま一望できるとすれば、大助かりではないだろうか。しかも、すべてが多彩なカラーで描かれているし、様々な遺跡や図版も満載されており、複雑な内容でも容易に理解できるのだ。

原著の監修者が「世界の歴史を語る本のなかで、これほど微に入り細を穿つ解説と、目を見張るビジュアルをあわせ持つものは、いまだかって見たことがない」と自負するのは、あながち誇張ではない。

本年9月末の「日本経済新聞」で、「皆に読んでほしい本」というアンケート調査済のランキングをやったところ、なんと第1位になったそうである。図書館や学校だけでなく、多くの歴史好きにも一生の値打ちものだと思えばけ決して高価ではない。

ところで、実力馬が多彩でも、なんとも第1位になりそうな優勝馬がどこか不安をかかえており、これぞ軸馬ととびつきたくなるような馬がいない。

口撃機関銃ヤマは、勝馬の条件として、(1)3～5歳馬、(2)前走G1・G2に出走、(3)ローテーション中8週以上は100％の絶対条件だそうで、宝塚記念3着から4ヵ月後の①ベラジオオペラが最適の本命という。相手本線は人気の有力馬⑦ドウデュース、⑫リバティアイランド、⑭レーベンスティールの3頭で、馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、ここぞと狙っていた⑩ダノンベルーガが本命だという。今まで戦ってきた相手、東京得意、鞍上、ハーツクライ産駒と援護するものが多いらしい。

穴党専科のマスター・ジュンは、今なら良馬場でも適応できそうな⑥ソールオリエンスが狙いだという。上位人気馬との馬連・3連単でいくという。

さて、そろそろ復活しそうな馬に白羽の矢を当てると、昨年の皐月賞馬⑥ソールオリエンスが、前走の宝塚記念2着が最速の末脚をみせ復活しそうな勢いがある。相手は休養後2走目の⑭レーベンスティールが鞍上に名人ルメールを乗せて安定した実績を見せてくれそうだ。なにしろ東京の2000mは最もスリリングなレースが楽しめる。馬券も当てて、愉快な秋になれば言うことなしだ。


【天皇賞秋】
⑥－⑭　ワイド1点で勝負する
⑥－⑭　2頭マルチで①⑦⑫をからめて3連単18点で遊ぶ


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