うまスクエア

［2024年6月22日］

【宝塚記念】春のグランプリに格言が生きるか!?

古代ギリシアの民主政を象徴する制度にオストラキスモス(陶片追放)がある。独裁者の出現を防ぐために設けられた投票制度で、一定以上の得票を集めた候補者を指導者にさせないシステムであり、ある種の役割を果たしたという。

東京都知事選に50人以上の立候補があり、民主選挙の劣化が心配されており、ますます選挙に行かない人々が増えるのではないかと懸念されている。いっそのこと、やらせたくない候補者を「×」付きで書いても有効な投票とみなすようなシステムを導入したら、投票率は俄然と上がるのではないだろうか。棄権が現状への不満と見なされがちだが、「×」投票なら積極的な意志の表示であり、選挙制度の健全な運営ができるのではないか。そう思うのは妄信だろうか。

ところで、馬券予想など妄信だらけで成り立っており、それでもときどき的中すれば確信になるのだ。

居酒屋「青夷」の常連資格を失いつつある口撃機関銃ヤマさんは、秋の凱旋門賞を目指すなら、④ドウデュースには勝って欲しいとは思っても、昨秋の凱旋門賞大敗が気になるらしい。重馬場必須のここは、あくまで相手本線であり、狙いはやや人気薄の⑫ブローザホーンとか。実績から京都外回りはベストで、不良馬場を楽勝した道悪は鬼という。④－⑫の馬連1点が勝負馬券だが、②、③、⑩、⑬を加味して、単勝・馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、夏は牝馬の格言通り、⑬ルージュエヴァイユから、④ドウデュースへのワイド1点で勝負するという。穴党専科のマスター・ジュンは、やはり京都適性抜群の⑦プラダリアに注目しているという。馬連②－⑦、④－⑦を中心にして、3連複・3連単にもいくらしい。

明日は東京競馬場の春開催の最終日。あちこちの居酒屋・スナックの初心者たちを連れて、最上階の来賓席に行く予定。ここで競馬の楽しさを覚えてもらえば、連れて行った甲斐がある。

宝塚記念は競馬場の大型画面で観るが、ミノ先生同様、私も唯一の牝馬⑬ルージュエヴァイユに期待したい。ディープインパクト産駒の②ジャスティンパレスか、ハーツクライ産駒の④ドウデュースか、迷うところだが、昨春の天皇賞を勝った②ジャスティンパレスを狙っておく。すこしでも馬場が回復してほしいものだ。


【宝塚記念】
②－⑬　ワイド1点で勝負する
②－⑬　2頭軸に④⑦⑫をからめて3連単18点で遊ぶ


コチラも注目
【平井雄二のBe The Winner】宝塚記念・馬券率100%！「18年ぶり京都開催」で浮上する驚きの激走候補