東大名誉教授が射抜くワイド1点

[2026年7月12日]

【七夕賞】何かが導いてくれた神慮馬券!?

サッカーWCの決勝トーナメントの8強が決まり、まずは強豪フランスがモロッコを降し、つづいてスペインがベルギーを破り4強入りした。周知のごとく、わが日本は決勝トーナメントの1回戦でブラジルに敗れたが、そのブラジルも2回戦であえなくノルウェイに屈した。それにしても、ここまで来ると、真に強いチームが本気で戦うから迫力があり、自国応援とは異なり、むしろ心揺さぶられる観戦になる。これから4強での準決勝と2強での決勝戦がつづくのだから、来週はG1戦目白押しのワクワク感がある。今のところ、私の予想の決勝戦はフランス対アルゼンチンになるはず。この馬連は2・5倍ほどだろう。単勝はまだ決めかねる。

ところで、競馬観戦仲間の溜まり場がなくなったせいか、めっきり仲間の顔を見なくなった。もはや顔すらはっきりしなくなったかもしれない。メール通信は欠かせないが、今週はそれすら忘れてしまった。こうなったら、必死の予想になる。誰かが当たればいいではなく、的中しなければならないのだから真剣度が強くなる。

七夕賞だから、牡牝2頭の組合せなどと悠長なことを言っておられないが、たまたま休養明け2戦目狙いごろの牡牝2頭お似合い馬券が見つかった。5歳牝馬の⑤オーロラエックスと4歳牡馬の⑮ヤマニンブークリエの組合せなら、ワイドでも20倍以上の高配当が期待できる。これは偶然というよりも何かが導いてくれた神慮馬券にちがいない。我が家は深大寺に近い調布市にあるから、ときにはそんな恩寵がふりかかってきてもよい。もはや的中した気分になっているから、ヤマさん+ミノ先生+旧マスターの3人分が支援しているかのごとき想いにひたっている。


七夕賞
⑤-⑮ ワイド1点で勝負する
⑤-⑮ 2頭軸の3連複総流し14点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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