東大名誉教授が射抜くワイド1点

[2026年5月31日]

【日本ダービー】皐月賞組を撃破!?高素質馬2頭で狙う栄冠

競馬歴50年年以上にもなり、その間、日本にいるかぎり、オークス・ダービー・JCは必ず府中にある東京競馬場で観戦してきた。ただ、2020年にはコロナ感染症が始まり、翌年までほとんどの競馬開催が観客なしで行われたので、この期間のレースはテレビ観戦するしかなかった。

このせいで、無敗の3冠馬になり、翌年のJCも勝ったコントレイルの競走はいずれも見ていないし、同馬そのものも未だにこの目で見ていない。でも、コントレイルについて書かれた情報はそれなりに読んできたつもりだ。とりわけ印象深いのは、同馬がダービー出走のころまではほとんど調教らしい調教すらできなかったという話である。

ということは、コントレイルは素質だけで走っていたのであり、訓練らしい訓練も受けていなかったということである。それならディープインパクト産駒のコントレイルの血を受け継ぐ馬はきわめて高資質の競走能力をもつ馬と考えて良さそうだし、その初年度産駒がダービーに2頭も出走するからにはことさら注目しないわけにはいかない。

われらが稿撃機関銃のヤマちゃんは、皐月賞好走組と2勝以上が絶対条件としながらも、皐月賞1・2着馬には一目おいても、皐月賞とは別路線組に注目して、とりわけ武豊騎手のダービー7勝目に期待して、⑭ゴーイントゥスカイを本命に狙うらしい。相手本線は皐月賞上位の⑰ロブチェンと⑪リアライズシリウスの2頭、押えは⑥コンジェスタスと⑨アウダーシアでいいらしい。馬連・3連複でいくという。

ギャンブル狂師ミノ先生は、逃げ馬①ライヒスアドラーのツキに注目し、今回は好位差しが届くと読み、相手も皐月賞1・2着の⑰、⑪へ馬連ワイドで狙うらしい。オークス馬券を獲った熟女馬券師ワフさんは、愛馬マンハッタンカフェを母の父とする皐月賞4着の⑫アスクエジンバラを狙うという。穴党専科の旧マスター・ジュンは、長期休養明けの前走長期休養明けの凡走は無視して、ルメール騎乗の⑬パントルナイーフを狙い、単勝と複勝でいくらしい。

さて、資質に恵まれているはずのコントレイル産駒⑥コンジェスタス⑭ゴーイントゥスカイから1頭選ぶのは難しい。いっそのこと両馬とも狙い、初年度産駒の華々しい活躍を期待してみる。遊びの3連単も皐月賞上位2頭との絡みで上々だろう。


日本ダービー
⑥-⑭ ワイド1点で勝負する
⑥⑪⑭⑰ 3連単ボックス24点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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