今週の裏ネタ[2014年01月30日]
バロメーターは11秒台
日曜東京11R
根岸ステークス
スノードラゴン
バロメーターは11秒台
根岸Sには関東からただ1頭スノードラゴンが出場する。ここ2戦は抑えて末脚勝負の戦法がピタリと嵌り、カペラS2着、ジャニュアリーS1着と大活躍している。今回は強力な関西馬が相手になるが、29日の坂路調教では52.6秒-37.9秒-11.8秒のタイムを馬ナリでマークした。高木師は「この馬の状態を見極める上でのバロメーターになるのがラスト1Fの時計。11秒台のタイムが出た時には具合がいい証拠で、今回も楽に11.8秒をマークしたので絶好調と判断していいですよ。平均的に前が流れてくれれば重賞でも十分にやれると思いますよ」と意欲を見せていた。
土曜京都11R
北山S
ドレミファドン
ブリンカーで一変も!!
先週のアレキサンドライトSを除外されたドレミファドンが、1週スライドして京都の北山Sに出走することになった。昨年は2桁着順続きで全くいいところがなかったが、4歳時には準オープンの丹沢Sを勝っており、実力馬復活が待たれるところ。中川師は「大敗が続いているのは気持ちの問題。以前は掛かり気味になるくらい行きっぷりのいい馬だったのに、最近は別馬のようにおとなしく真剣に走っていない。集中力を高めるため中間の稽古からブリンカーを付けているが、かなり効果が見られるのでレースでも使用する事を決めた。調子自体は決して悪くないので、ブリンカーが利いて真面目に走ってくれれば一変しても不思議はないよ」と分析していた。
日曜東京5R
3歳未勝利
ホクラニミサ
通算600勝はこの馬で
先週の中山でクラシックメタルが勝って通算599勝とした二ノ宮師。今週は一気に600勝達成の期待がかかる。勝ち負け出来そうな馬は何頭かいるが、三浦助手は「確勝級なら3歳未勝利のホクラニミサだね。前走は休み明けでプラス28キロの馬体重。重め残りのぶん2着に敗れたが、走破タイムの1.35.8は同日に行われたフェアリーSの勝ち時計よりコンマ5秒も速かった。状態は上向いてきたし、未勝利どころか500万もすぐに勝てる馬。二ノ宮厩舎の600勝は、この馬でビシッと決めたいね」と張り切っていた。
土曜東京9R
テレビ山梨杯
レッドセシリア
東京マイルを待っていた
土曜東京9Rのテレビ山梨杯は、得意の東京マイル戦を待っていたレッドセシリアが勝負態勢。東京1600Mは、これまで3戦して新馬と500万を勝ち、前走の1000万でも2着している得意の舞台。鹿戸雄師は「まだ体質的に弱いところがあって連続して使う訳にはいかない。昨秋の東京で2戦したので、その後は放牧に出して体調を整えてから今開催に備えてきた。3ヶ月ほど間隔は開いたけど、仕上がりは万全。前走は前が詰まり追い出しを待たされての2着。無事ならオープンまで行ける馬だと思っているので、クラス2戦目の今回は負けられないところ」と自信ある口振り。
日曜東京10R
クロッカスS
アスコルティ
桜花賞を意識している馬
クロッカスSは国枝厩舎の期待馬アスコルティの一発が不気味。今回と同じ東京の芝1400M戦で新馬勝ちした素質馬。国枝師は「2着を3馬身ちぎった新馬戦が強い競馬。いいスピードを持っているし、3歳牝馬にしては精神面がシッカリしており、レースを使ってもテンションが上がらないのがいい。距離はマイルまではこなせそうだが、とりあえずは新馬勝ちと同じ1400Mで2戦目を目指す事にした。春は桜花賞を意識している馬。牡馬相手でもシッカリと結果を出して欲しい」と大きな期待を寄せている。