今週の裏ネタ[2020年03月05日]
権利獲りへ落とせない
土曜中山9R
潮来特別
シークレットラン
狙った中山で今度こそ
ここ2戦は惜しいレースが続いている
シークレットランだが、田村師は「
やはり2勝クラスなら能力は上位。前走はいつもと違って先行策で好走できたのは収穫だった」と変わらじ評価は高いまま。
今回は2500Mへ距離延長となるが、陣営は掛かる馬ではないので十分に対応できると見ており、田村師も「
今回は少頭数に加えメンバーも手ごろなだけに、キッチリ決めたいね」とキッパリ。昨秋以降は中山にこだわって使われており、東京を完全にパスして狙ってきたここで今度こそ決める構えだ。
日曜中山9R
アクアマリンS
シャンデリアムーン
ここは見直しの余地あり
「前走はハイペースに巻き込まれて4着に失速したが、
自分のペースで走れればこのクラスでも十分に通用する馬」と斎藤誠師が期待を込めて送り出す
シャンデリアムーン。
前走後は爪の不安で今回は7ヶ月ぶりになるが、休養で爪も生え揃い、今週の動きを見る限り仕上がりも合格点。斎藤誠師は「理想はひと叩きしてからかも知れないが…」と前置きしつつも「
短距離戦ではまだ底を見せていない馬。イキナリから勝ち負けして不思議ないよ」と期待十分。ここは見直しの余地ありだ。
日曜中山10R
総武S
デアフルーグ
復帰2戦目で真価発揮
前走のポルックスSは6ヶ月の休み明けで4着に終わった
デアフルーグの巻き返しを期待する。その敗因について「スローペースで流れが向かなかった上に、馬体も少し太かった」と津村騎手は敗因を分析。確かに、成長分を見込んでも、プラス16キロの馬体は重かった。
それが実戦を使ったことで型通りの上昇ぶりで、関係者も「
叩いて動きも良くなったよ」と変わり身を強調。もともと中山ダート1800Mは3勝を記録している得意の舞台。復帰2戦目のここが真価発揮の場とみた。
日曜中山11R
弥生賞
サトノフラッグ
権利獲りへ落とせない
父ディープインパクト譲りの鋭い決め手を持つ
サトノフラッグに注目。新馬戦は仕上がり途上で6着に敗れたものの、その後は未勝利⇒1勝クラスを連勝。それも未勝利はレコードのおまけつきで、2戦とも2着を3馬身突き放す完勝。
国枝師も「
ここにきて一段と体がシッカリして、気持ちも乗ってきた」と心身の成長ぶりを強調しており、初の重賞挑戦でも素質は全く見劣らない。しかも目下の収得賞金900万では、皐月賞出走は確約されたとは言えない状況。権利獲りへ陣営も落とせないところだ。