今週の裏ネタ[2015年02月12日]
引退前の大仕事!
日曜東京11R
共同通信杯
マイネルサクセサー
引退前の大仕事!
2月いっぱいで定年を迎える畠山重師が今週の共同通信杯にマイネルサクセサーを出走させる。重賞挑戦はこれが最後の予定で、文字通りラストチャンスに夢を賭けることになった。前走の札幌2歳Sは調子下降気味で11着と崩れたが、未勝利、コスモス賞を連勝した実績は侮れない。畠山重師は「前走後は放牧に出して馬体を立て直した。少し太いかなと思っていたが、追い切りの動きや反応は悪くなかったね。乗り慣れているジョッキーだし、力を出し切れればここでも差はないと思う」と意欲を見せていた。
日曜東京10R
雲雀S
マンボネフュー
3度目の正直!
準オープンに昇級後の2戦をいずれもハナ差2着に惜敗しているマンボネフューが、雪辱を期して東京6日目10Rの雲雀Sに出走する。2カ月ほどレース間隔は開いたが、1週前には坂路で51秒8の好時計をマーク。今週も馬なりで52秒7を記録しており、仕上がりは万全だ。国枝師は「前走は逃げた勝ち馬にうまく乗られたが、ウチのも精神面で成長してレース運びが上手になっている。中山より東京向きなので、今度は決めたい。2度あることは3度あるではなく、3度目の正直といきたいね」とジョーク混じりに語っていた。
土曜東京11R
クイーンC
ロッカフラベイビー
2年連続制覇を目指して
フォーエバーモアで昨年のクイーンCを勝った鹿戸雄厩舎が、2年連続制覇を目指して今年はロッカフラベイビーをクイーンCに送り込む。前走のひいらぎ賞は前がゴチャついて仕掛けを待たされる不利がありながら、コンマ3秒差3着に健闘。まだ1勝馬ながらも能力は非凡だ。鹿戸雄師は「短期放牧明けだけど、牧場でも乗ってきたから仕上がりは順調。マイル戦で結果が出ているが、距離はもっと長い方が良さそう。春はオークスを目標にしているが、今回好走できれば桜花賞も楽しみになってくる。昨年のフォーエバーモアにヒケを取らない素質馬なのでチャンスはあると思う」と語っていた。
日曜東京9R
大島特別
ベリートゥベリー
ハンデ恵まれ差し切りを
先週は東京3日目のメーン・白嶺Sをサウンドトゥルーで勝って、今年3勝目をマークした高木登厩舎。今週の期待場は東京6日目9Rの大島特別に出走するベリートゥベリーだ。昇級戦の前走は、後方から脚を伸ばして3着に力走。わずか1戦であっさりとクラスにめどを立てた。高木登師は「不良のダートでやれればそれこそチャンスだね。中1週でも変わりなく状態はいいし、前走より2キロ軽い55キロのハンデも恵まれた印象」と笑顔で語っていた。
土曜東京10R
銀蹄S
ビッグギグ
連勝の勢いは見もの!
先週の白嶺Sを除外になったビッグギグが、1週スライドして東京5日目10Rの銀蹄Sで仕切り直しの一戦に臨む。昨秋の東京戦で500万、1000万を連勝した上がり馬。今回は準オープンに昇級しての一戦になるが、上昇度を見込めば最大の伏兵になりそうだ。菊沢師は「まだ気持ちの面では課題もあるけど、体質が強化されてきたのが、好成績につながっている。ダートのマイル戦で連勝したが、折り合いを考えると今回の1400m戦の方が競馬はしやすいかもしれない。少し不器用なので広い東京コースが合い、昇級戦でも好レースが可能」と明るい見通しを立てていた。
大久保洋吉調教師
ベルゲンクライ
勝って有終の美を
今週の京都のアルデバランSに登録しているベルゲンクライは、同レースを使わずに来週のフェブラリーSを目指す。ただしフェブラリーSは賞金不足のため100%除外間違いなしで、陣営の真意は除外で権利を取って2回中山初日の総武Sで勝負をかける算段だ。と言うのも大久保洋師は今月で定年を迎え、中山初日にあたる28日が調教師として最後の日になる。鈴木助手は「中山ダート1800m戦は3連勝中の得意のコース。昇級戦でも勝機は十分にありそう。きっちり仕上げて、何とか先生に引退レースを勝たせてあげたい」と話していた。