今週の裏ネタ[2014年12月4日]
心身ともに大きく成長!
土曜中山11R
ステイヤーズS
クリールカイザー
心身ともに大きく成長!
この秋はオールカマー3着、アルゼンチン共和国杯2着と惜敗続きのクリールカイザーが、ステイヤーズSで悲願の重賞初Vを目指す。昨年のこのレースは4角を先頭で回りながら直線で失速して5着に敗れているが、充実の5歳を迎えて大幅に力を付けてきた。相沢師は「昨年はテンに折り合いを欠いたのが最後に響いた。今は馬が大人になって心身ともに大きく成長しているので、折り合いを欠く心配はなくなった。状態はすごくいいし、中山は4勝を記録している得意のコース。今度こそ勝ちたいね」と気合が入っていた。
土曜中京11R
金鯱賞
ペルーサ
鞍上とブリンカーに期待
期待された天皇賞・秋で16着に大敗した古豪ペルーサが、雪辱を期して中京の金鯱賞にデザーモ騎手とのコンビで臨む。3日の追い切りは芝コースで併せ馬を行い64秒8-48秒9-35秒8の速いタイムをマークした。藤沢和師は「天皇賞はスタートが悪く、リズムを崩したのが響いていた。休み明けを2戦して状態の方は徐々に良くなっている。そろそろ目覚めてほしいね。今回は集中力を高める意味でブリンカーをつけてみる。能力は高い馬なので、今回はデザーモの腕とブリンカー効果に期待したい」と話していた。
日曜中山10R
市川S
マンボネフュー
オープン入りのチャンス!
先週のファンタスティックJTを除外になったマンボネフューが、1週スライドして中山2日目10Rの市川Sに出走する。国枝師は「オレがいつもJRAに文句ばかり言ってるから、先週は意地悪されたんだよ」とジョークを飛ばしていたが、出走が延びた影響はなく、依然として気配は絶好だ。「最近は東京の1400メートル戦でいい競馬をしていたので正直、先週の除外は痛いが、以前と違って折り合いに進境が見られるので中山のマイル戦でも問題はないと思う。既に前走でクラスにメドは立っているので、今回はオープン入りのチャンスじゃないかな」と国枝師は自信ある口ぶりだ。
土曜中山10R
アクアラインS
アビリティラヴ
ひと追いでどこまで変わるか
中山ダートは(4-1-1-0)の好成績を誇るアビリティラヴが、中山初日10RのアクアラインSで5カ月ぶりに復帰する。3月のブラッドストーンSでは現級を快勝しており、57.5キロのトップハンデでも初戦から好レースが期待される。ところが菅野助手は「馬体調整で休ませていたが、まだ少し追い不足の状態で、1週前追い切りは動きが重かった。今週のひと追いでどこまで変わるかがポイントだが、やはり久々だけに割引が必要かな。理想は1度使ってから。今回は地力の高さに期待だね」と控えめに語っていた。
土曜中山9R
葉牡丹賞
ミュゼエイリアン
厩舎期待のルーキー!
黒岩厩舎の期待のルーキー・ミュゼエイリアンが中山初日9Rの葉牡丹賞で2勝目を目指す。福島の新馬戦では後に重賞のアルテミスSを勝ったココロノアイを3馬身半もぶっちぎって勝った素質馬だ。前走の百日草特別も出遅れる不利を克服して3着に追い上げ、力があるところを見せた。黒岩師は「1戦毎に馬体重が増えているように、使いつつ体に張りが出て、力強さを増してきた。スタートは遅いので今回も後ろからの競馬になるが、終いは確実に脚を使う。直線の追い比べになればチャンスは十分。ここで勝てれば来年の春が楽しみになるので、ぜひ頑張ってほしい」と力を入れていた。
中山日曜11R
ターコイズS
クラウンロゼ
ベストの条件で一発!
中山2日目の市川SとターコイズSにダブル登録していたクラウンロゼは、オープン特別のターコイズSに格上挑戦することになった。天間師は「53キロのハンデならオープンでも力は足りるはず。降級戦で期待した前走の紅葉Sは一瞬見せ場を作ったけど、最後は切れ負けしてしまった。瞬発力に欠けるので、同じマイル戦でも東京は合わない。その点、中山は先行力のある馬に有利なコース。実際、中山マイルでフェアリーSとアネモネS勝ちの実績があり、ウチの馬にはベストの舞台。開幕週の馬場もプラスで、今回は力が入る一戦」と期待を寄せていた。