今週の裏ネタ[2014年10月23日]
ラストチャンスに意欲!
日曜京都11R
菊花賞
ショウナンラグーン
ラストチャンスに意欲!
来年2月で定年を迎える大久保洋師にとって、ショウナンラグーンで臨む菊花賞は文字通り最後のクラシックになる。通算では10回目の菊挑戦を前に「別に気負いはないけど、期待はしています」と抱負を語った。秋緒戦のセントライト記念は8着に敗れたが、大久保洋師は「1回使ってガラリと良くなった。使い出しの頃に比べると緩さが抜けて全体にしっかりしてきた。ダービー(6着)ではもう少し距離があればという印象だったので3000メートルに延びるのは間違いなくプラス。器用さはないけど、うまく中団辺りにつけられればバテない強みがあるので楽しみ」とラストチャンスに意欲を見せていた。
土曜東京11R
富士S
コスモソーンパーク
遅咲き馬が重賞初挑戦
5歳秋にオープン入りを果たした遅咲きのコスモソーンパークが、東京6日目のメーン富士Sで、デビュー36戦目にして初めての重賞に挑戦する。夏場を休養に充て3ヶ月ぶりの出走になるが、22日の追い切りでは併せ馬で先着し素軽い動きを見せた。騎乗した松岡騎手は「途中で掛かったけど、オンとオフの切り替えが上手な馬だから実戦になれば大丈夫。牧場の関係者から『具合はいいですよ』と聞いていた通り、休み明けでもいい感じに仕上がっている。昔乗ったときよりもフットワークが良くなり、確実にパワーアップしている。強敵相手でも好レースになりそう」と本番を心待ちにしている。
日曜東京11R
ブラジルC
マスクトヒーロー
復帰戦からチャンス
新開厩舎は東京7日目のメーン、ブラジルCにナイトフッドとマスクトヒーローの管理馬2頭を出走させる。ナイトフッドは東京コースで3勝の実績を持つが、ハンデが2キロも重い分(56対54キロ)、やはりマスクトヒーローの方が上だろう。骨折明けで9ヶ月ぶりの出走になるが、新開師は「東京での復帰を目標に帰厩後はじっくり乗り込んできたので、初戦から力を出せる出来に仕上がった。掛かる馬ではないので初めての2100メートル戦も問題ない。脚元が弱い馬なので1戦1戦が勝負。素質は間違いなく重賞級なので、オープン特別なら初戦からチャンス」と大きな期待を寄せた。
土曜東京9R
アイビーS
ロジチャリス
厩舎期待馬が巻き返す
国枝厩舎のクラシック候補を期待されるロジチャリスが、東京6日目9RのアイビーSで2勝目を目指す。1番人気に推された前走の芙蓉Sは2着に敗れたが、超スローペースで極端に上がりの速い究極の瞬発力勝負になったのが誤算だった。それだけに国枝師は「今回はテンからガンガン飛ばす馬はいるのかい」と報道陣に逆取材。「レッドルモンドがいますよ」と聞くと「そう。それならいいね。ウチのは切れるというよりもいい脚を長く使うタイプ。引っ張ってくれる馬がいれば競馬はしやすいし、平均に流れてくれれば巻き返せると思う」と明るい見通しを立てていた。
日曜東京10R
甲斐路S
セキショウ
昇級でも力差なし
前走の山中湖特別を5馬身差で圧勝したセキショウが、連勝を狙って東京7日目10Rの甲斐路Sに出走する。これまでは逃げ馬のイメージが強かったが、前走は2番手から抜け出しての勝利で収穫の多いレースだった。杉浦師は「3番手以降の馬が追いかけて来なかったから、ウチの馬には展開が楽だった。今回も展開次第の面はあるけど、元々は上のクラスで走っていた馬。昇級でも力差はないし、引き続き具合もいいからね。ブリンカー効果で最後まで集中して走れるようになったので、前回のような展開なら連勝も十分」と語っていた。