今週の裏ネタ[2014年10月16日]
格上挑戦でもチャンス十分
土曜東京11R
府中牝馬S
スイートサルサ
格上挑戦でもチャンス十分
自己条件の白秋Sに登録があるスイートサルサは強気に重賞の府中牝馬Sに格上挑戦することになった。前走の長岡Sは13着に大敗したが、大きく出遅れて流れに乗れなかったもの。田中勝春騎手は「前走は俺の油断負け。今回もスタートがカギになるけど、五分に出られればこの相手でも好勝負になる馬だよ」と雪辱に燃えていた。菊川師も「まだ準オープンの身だけど昨年もホエールキャプチャの3着した実績がある。あれから1年経って心身ともに成長して確実に力もつけている。格上挑戦でもノーチャンスではないでしょう」と意欲を見せていた。
日曜東京10R
赤富士S
リキサンステルス
狙ったレースできっちり結果を
東京のダート2100メートル戦は[4 1 0 2]の好成績を誇るリキサンステルスが、満を持して東京5日目10Rの赤富士Sに出走する。調教中に落鉄が続いたため、中間はツメが伸びるのを待って調整放牧に出て3ヶ月ぶりの実戦になるが、順調に乗り込み仕上がりは良好だ。奥平師は「前走の福島戦は距離不足で力を発揮できなかった。テンに急かせるとダメだけど、前半はゆっくりと自分のリズムで走れる東京のこの距離は堅実に走る。久々でも体に柔らか味があっていい状態だし、クラスにメドも立っている。ここは狙ったレースなのできっちりを結果を出したい」と張り切っていた。
土曜東京9R
プラタナス賞
スピリッツセカンド
ダート替わりで連勝目指す
芝の新馬戦は勝ち馬に2秒4も離されて大敗しながら、ダートに替わった前走をレコード勝ちしたスピリッツセカンドが、連勝を目指して東京4日目9Rのプラタナス賞に出走する。根本師は「まだ気性が子供で道中はフワフワするところがあるけど、前走はジョッキーが引きつけながらうまく乗ってくれた。血統からダート向きだとは思っていたけど、それにしても強い競馬だったね。まだ伸びしろがあり、距離のマイル戦も問題ない。ただ芝スタートに替わる点がどうか。今回も走れば本物だけど……」と語っていた。
日曜福島11R
福島民友カップ
ルチャドルアスール
開幕週の福島で一発を狙う
今週から秋の福島開催がスタートする。開幕週のメーンはオープン特別の福島民友カップ。前走新潟で、初めて芝のレースを勝ったルチャドルアスール陣営が、今回も密かに一発を狙っている。主戦の平野騎手は「ダート馬のイメージが強かったけど、今はむしろ芝の方が合っている。前走は内枠だったので思い切って逃げたが、他に行く馬がいれば好位に控えても大丈夫。平坦コース向きのスピードがあり、開幕週の馬場もこの馬には合っている。引き続き出来はいいので、うまくハンデ差を生かせればオープンでも通用する馬だと思います」と期待を寄せていた。
土曜東京10R
白秋S
ベステゲシェンク
満を持して距離短縮
する。全4勝をマイル戦で記録しており典型的なマイラーと見られていたが、古賀慎師は「2歳上の全姉シュプリームギフトは1200メートルで勝っている。血統からは問題ないので、以前から距離を詰めてみたいと考えていた。気性面で成長が見られ、落ち着きが出たので出遅れ癖も解消されてきた。自分で体を作る賢い馬なので、仕上がりは万全。前走4着でクラスにメドは立ったので、距離短縮がプラス出れば今回はチャンス十分でしょう」と語っていた。