今週の裏ネタ[2014年09月11日]
国枝師が雪辱に燃える!
日曜新潟11R
京成杯AH
ショウナンアチーヴ
国枝師が雪辱に燃える!
「このハンディはおかしい。どう考えても納得出来ないよ」と怒りをあらわにしていたのは京成杯AHに出走するショウナンアチーヴの国枝師。「関屋記念を勝ったクラレントが1キロ増。6着に負けたウチのが2キロ増。誰が考えてもおかしいだろう」というのが国枝師の説明だ。ハンディに不満はあっても馬の方は休み明けをひと叩きされて確実に良化しているようだ。「状態アップに加えて、ひと夏越しての成長も十分。だいぶ大人びてきて力強さが出てきた。前走は前が詰まる不利もあったので、スムーズな競馬が出来れば今度はいいと思うよ」と同師は雪辱に燃えていた。
日曜阪神11R
セントウルS
フォーエバーマーク
中1週も師は前向き!
札幌のキーンランドCで6着に敗れたフォーエバーマークが、中1週のローテーションで阪神のセントウルSに出走する。札幌から美浦に帰厩して再度の長距離輸送を控えているだけに、今週はオーバーワークを避けるためにメンコをつけて追い切られた。矢野英師は「前走のレースぶりに復調気配が感じられた。あまりやりたくなかったので今週の追い切りはこれで十分。はっきり言って牝馬に中1週のローテはきついかも知れないが、いい意味でのイライラが出てきた。これがレースにつながってくれればいい。今回はハナにこだわる競馬をさせたい」と前向きに語っていた。
土曜新潟11R
紫苑S
ヴァンデミエール
ここでも力は足りる
新潟初日のメーンは秋華賞の優先出走権(2着まで)をかけた紫苑S。ヴァンデミエールの畠山重師は来年2月で定年を迎えるだけに、「秋華賞はラストチャンス。何とか権利を取りたい」と意欲を見せていた。前走の栗子特別を勝って2勝目をマークした上がり馬で、穴っぽい存在だろう。畠山重師は「レースを使っても体が減らなくなったように体力がついてきた。前走のような競馬が出来れば、ここでも力は足りるはず。紫苑Sは07年と08年にアルコセニョーラ、モエレカトリーナで連勝したゲンのいいレース。今年のヴァンデミエールも頑張ってほしい」と愛馬にエールを送っていた。
日曜新潟10R
上越S
モグモグパクパク
ダートで新味を期待
新潟2日目10Rの上越Sで、モグモグパクパクが初めてダートに挑戦する。準オープンに昇級後のここ2戦は人気を集めながら5,4着と勝ち切れないため、可能性を求めてダートを試すことになったもの。高橋祥師は「以前からチャンスがあればダートを使ってみたいと思っていた。切れ味に欠けるので、ダート替わりでそのあたりをカバー出来れば楽しみだし、母系フレンチデピュティの血統から適性も高いと思う。状態は安定しており、現級なら能力も上。新味を期待したい」と話していた。
土曜新潟9R
アスター賞
ノットフォーマル
時計がかかればチャンスは十分
中野厩舎は新潟初日9Rのアスター賞に3頭を登録しているが、サノノゲームは回避し、ノットフォーマルとレジェンドパワーの2頭を使うことになった。成績的に未勝利馬のレジェンドパワーは疑問が残り、期待は前走のクローバー賞を2着しているノットフォーマルの方だろう。中野師は「前走は1度交わされながら差し返すしぶとい競馬だった。若駒にしては勝負根性がしっかりしたタイプ。癖がなくて乗りやすい馬だし、距離も幅広くこなせそう。札幌の洋芝で勝った馬なので少し時計のかかるレースになれば今回もチャンスは十分」と分析していた。
日曜新潟9R
火打山特別
セキショウ
前走惨敗から巻き返しに燃える
前走の信濃川特別で11着に惨敗したセキショウが新潟2日目9Rの火打山特別で巻き返しに燃えている。杉浦師は「中間の動きが良かったので前走は内心、自信があったのにまさかの11着。敗因はわからないが、もしかしたら気性的に難しくなってきたのかも知れない。引き続き稽古の動きは絶好でうなるような出来。鞍上も横山典騎手に替わるので、もう一度期待してみたい」と語っていた。7頭立てと出走馬が少ない上に、同型が見当たらずマイペースの逃げが濃厚だけに、一気の逃げ切りも十分だろう。