今週の裏ネタ[2013年12月19日]
有馬記念、関東のエース
日曜中山10R
有馬記念
ナカヤマナイト
有馬記念、関東のエース
有馬記念に出走する関東馬は3頭。この中では中山コース7戦6連対の好成績を誇るナカヤマナイトがエース格。この秋は天皇賞6着、ジャパンC9着と掲示板を外しているが、前走のジャパンCは1コーナーで他馬と接触する不利が痛かった。柴田善は「不利を受けてからは力んで折り合いを欠いてしまった。それでもタイム差は僅かにコンマ4秒だから力差は感じなかった。追い切りに乗った感じでは状態は絶好。中山コースは得意だし、昨年の有馬記念(7着)当時と比べると、心身ともに充実しているので好レースになると思う」と明るい見通しを立てていた。
月曜阪神11R
阪神C
サンカルロ
同一重賞3連覇に挑戦
阪神Cで同一重賞3連覇の偉業にチャレンジするサンカルロが19日の坂路調教で51.3秒-37.0秒-12.3秒の好時計をマークした。前走のスワンS(8着)はマイナス8キロの馬体で体が細くなっていたため、マイルCSをパスしてここ1本に備えてきた。大久保洋師は「少し間隔が開いたけど、その分キッチリ乗り込んできた。減り気味の体は510キロまで戻ってきたし、例年、寒くなると体調が上向く傾向にあり、今年もいいデキで臨めそうだ。この時期の阪神1400M戦は、とにかくコンスタントに走るので今年もチャンス十分。明けて8歳になるがが、まだ力の衰えはなく元気いっぱい」と語っていた。
土曜阪神11R
ラN杯2歳S
マイネルフロスト
5年振りの勝利を目指す
阪神で行われるラN杯2歳Sで、09年のロジユニヴァース以来、5年振りに関東馬の勝利を目指すのがマイネルフロスト。前走(札幌2歳S)後は放牧に出て、今回が4ヶ月振りの出走になるが、今週のひと追いキッチリ出走態勢を整えてきた。調教をつけた三浦は「きれいなフォームで走る馬だから前走は函館の極悪馬場が敗因。さすがにレース後は反動が出たけど、放牧に出して休ませたので、もうすっかり回復している。ひと夏を越して力をつけてきたし、広いコースが合った馬で伸び伸び走れる阪神に替わるのも好材料。相手は強くなるけど来年のクラシックに乗せたい馬なので結果を出したい」と語っていた。
月曜中山11R
フェアウェルS
クリールパッション
厩舎3連覇の快挙を狙う
今週の相沢厩舎の注目馬は有馬記念に出走するヴェルデグリーンだが、もう1頭、相沢師が期待を寄せているのがクリールパッション。前2年をグランドシチーで勝っているゲンのいいレースで、今年は厩舎3連覇の快挙を狙っている。相沢師は「ここを目標にビッシリ仕上げたので、太目が解消されて絶好のデキにある。前3走は重賞に挑戦して差のない競馬をしてきただけに、オープン特別で56キロのハンデなら好勝負になっていい。最後はビシッと締めたいね」と気合が入っていた。
土曜中山12R
冬至特別
テンシンランマン
初戦から勝機は十分!
夏の新潟に遠征した後、夏負けにかかって休養していたテンシンランマンが4ヶ月半振りに戦列に復帰する。伊藤伸師は「当初は紫苑Sから秋華賞のプランを立てていたが、夏負けがひどかったので、全てを白紙に戻して秋は全休。馬体を立て直したかいがあり、良い頃のデキに戻りつつある。久々の分、少し体は立派だが、気のいい馬でレースに行けば全力で走るタイプ。上手く折り合えば初戦から勝機は十分。春に一緒に走っていた同世代の牝馬は、ほとんどオープン入りしているので、自己条件のココなら初戦から楽しみ」と大きな期待を寄せていた。