今週の裏ネタ[2014年08月28日]
馬券的な妙味ならこっち
日曜新潟11R
新潟2歳S
ディアコンチェルト
馬券的な妙味ならこっち
高木厩舎は今週、札幌、新潟の重賞レースに有力馬を出走させる。人気的にはキーンランドCのスノードラゴンの方が上だが、馬券的な妙味なら新潟10日目のメーン・新潟2歳Sのディアコンチェルトだろう。追い切りに騎乗した江田照騎手は「初めて乗ったが、とても御しやすい馬だ。前走はいい勝負根性をしていたし、新潟のマイル戦を好時計で勝っているのは強み」と分析。宗方助手も「直線の長いコースでガラリと変わった。根性がある馬なので相手が強くなっても対応できるはず」と連勝に意欲を見せていた。
日曜札幌11R
キーンランドC
スマートオリオン
2戦ぶりに名手とコンビ復活
札幌4日目のメーン・キーンランドCに出走するスマートオリオンは、右手親指の骨折で休養していた武豊騎手と2戦ぶりにコンビが復活する。鹿戸雄師は「27日朝に豊から電話があり『大丈夫、乗れます」と言って来た。名手が乗ってくれるのは何よりだね。前走のUHB賞は57.5キロのトップハンデが微妙に影響して2着に惜敗したが、ひと息入った後で状態の方もまだ本物ではなかった。元々がここを目標にしてきたので、今回は上積みも十分。洋芝適性の高い馬なので完調で臨むここは巻き返しを期待」と語っていた。
日曜新潟10R
朱鷺S
テイエムオオタカ
良馬場ならチャンス!
新潟10日目10Rの朱鷺Sは、良馬場を条件にテイエムオオタカが穴として狙える。前走の中京記念は直線でズルズルと後退して大差の15着に惨敗した。嘉藤騎手は「やや重発表だったけど、ボコボコに荒れて想像した以上に悪い馬場だった。跳びのきれいなオオタカにとっては最悪の馬場で、前走は参考外の一戦。6歳でもまだスピードの衰えはないし、皆が言うほどズブさも感じない。内回りの1400メートル戦はぴったりの条件で、2走前のパラダイスS(4着)ぐらい走れば十分にチャンスはあると思う」と話していた。
日曜新潟8R
新潟ジャンプS
アサティスボーイ
さすがにブランクが…
古豪アサティスボーイが連覇を目指して新潟9日目8Rの新潟ジャンプSに出走する。昨年10月の東京ハイジャンプで落馬して長らく休養。今回は実に10カ月半ぶりの実戦になる。古賀慎師は「3週間前の平地戦(越後S)をひと叩きして、このレースを使う予定でいたが、残念ながら除外でぶっつけ挑戦になってしまった。一度使えば良かったのに、さすがにブランクが長いと割引が必要。10歳馬でもまだ馬は若く力も衰えもないので底力に期待したいが、今回は息が持つかどうか心配」と複雑な表情を見せていた。
土曜新潟11R
BSN賞
タイセイスティング
前走でメドが立った!
新潟9日目のメーン・BSN賞は関西馬が優勢ムードだが、関東馬で期待されるのが前走、函館の大沼Sを2着に好走したタイセイスティングだ。除外が続いて出走が延びたが、体を緩めることはなく乗られて仕上がりは順調。新開師は「前走は右回りの函館で結果を出したが、元々、左回りの東京で良績があり、新潟にコースが替わるのはプラス。状態の方も昨秋、東京で連勝した時と同じくらいの出来にある。前走でオープンでもやれるメドは立ったので、今回も勝ち負けを期待したい」と強気に語っていた。
土曜新潟9R
稲妻S
ローブドヴルール
自己条件の千直なら
新潟9日目10Rの稲妻Sは、自己条件に戻るローブドヴルールが注目馬。前走は重賞のアイビスSDに格上挑戦して9着も、勝ち馬とコンマ4秒差なら悲観することはないだろう。斉藤誠師は「昨年のアイビスSDも9着で、やはりオープン馬相手だと力の差を感じるが、自己条件なら互角に戦える。直線1000メートル競馬の適性が高いことは既に証明済で、ここは早くから狙ったレース。蛯名騎手も2度目の騎乗なので、脚の使いどころは承知しているはず。状態面の上積みもあるので今回は力が入る一番」と期待を寄せていた。