今週の裏ネタ[2020年1月9日]
このチャンスは逃せない
土曜中山11R
迎春S
サトノエルドール
3度目の正直で決める
3勝クラスへ昇級後の2戦はいずれも3着に敗れた
サトノエルドールが、3度目の正直でオープン入りを決める。と言うのもここ2戦は敗因が明白。2走前は馬群を捌くのに手間取り、前走は1800Mの距離が忙しかったもので、それでも大きく崩れていないのが能力の高さ。
国枝師も「
今回は2200Mへ距離を延ばす。ゆったりした距離で流れに乗れれば巻き返しは可能」と今度こその構え。先週は6戦4勝・2着1回でいきなりリーディングトップと、2020年のスタートダッシュを決めた厩舎の勢いにも注目だ。
日曜中山9R
黒竹賞
ショウナンマリオ
厩舎初勝利の有力候補
ダートの中距離にローテを絞ってからは完全に軌道へ乗った
ショウナンマリオの勝機。前走は勝負どころで前が詰まり、仕掛けが遅れるロス。それで3着なら上々だが、加藤士師は「
着差はいくらもなかったので、スムーズに立ち回っていればチャンスはあった」と無念の表情。
とは言え、これで1勝クラスは2戦して2,3着と完全にメド。状態は変わりなく来ており、加藤士師も「
力は上位だし1800Mも合う。改めて好レースを期待したい」とキッパリ。開業初年度の昨年は6勝だった加藤士厩舎。これで初勝利を決めて2年目の弾みをつけたいところだ。
日曜中山10R
初咲賞
シークレットラン
師いわく「寒い時期がいい」
3ヶ月ぶりの前走が見どころあるレースだった
シークレットラン。マイペースで逃げた勝ち馬には半馬身届かなかったが、直線はシッカリと脚を伸ばし2着。休み明け、不向きな展開を考えれば上々の内容だ。
田村師によると「
季節的に寒い時期がいい馬」とのこと。なるほど、12月~1月は3戦して1勝・2着1回。唯一、馬券圏内を外したのは重賞の京成杯・4着。冬場がこの馬の稼ぎどころで、今回は叩いた上積みも大きく「
力が入る1戦だよ」と田村師も期待十分。
月曜中山9R
成田特別
テトラルキア
本当の好走要因とは!?
去勢手術明けの前走・伊勢佐木特別をアタマ差・2着に好走した
テトラルキア。普通は去勢効果と見るところだが、大和田師いわく「
去勢効果ではなく、体質が強くなったことで調教をシッカリ積んで、太目の馬体が絞れたのが大きかった」というのが本当の理由。
その後も順調に調整が進み、今週もコースでシッカリと負荷を掛けれれ、デキは更に上昇ムード。大和田師も「中山は1度しか経験がないのでコースへの対応がカギになる」と言いつつも「
東京2100Mから中山2400Mへ距離が延びるのは大歓迎。スムーズな走りができれば今回も楽しみ」とキッパリ。これは不安よりも期待の方が大きい1戦だ。