今週の裏ネタ[2019年12月5日]
1着か2着しかない
土曜中山9R
黒松賞
カインドリー
狙うは母子制覇
新馬戦は中山マイルの1番枠に恵まれたこともあるが、好スタートから鮮やかに逃げ切った
カインドリーでもう一丁イケる。今回は初めての1200mになるが、田村師によると「
石橋脩騎手も『短めの距離の方がいい』と言っていたので1200mを試す」とのこと。
半兄エポカドーロは2000Mの皐月賞を勝っているが、母ダイワパッションはこの黒松賞の勝ち馬。血統からも距離の適性は高く、師も「
母子制覇を期待したいね」とキッパリ。
土曜中山10R
アクアラインS
サザンヴィグラス
変わり身あればココ
2走前の小倉戦は状態が悪く11着に敗れた
サザンヴィグラス。そこで一旦馬体を立て直し、2ヶ月半ぶりで臨んだ前走で4着と善戦。根本師は「
状態さえ良ければこのクラスでも十分にやれる馬だよ」と、当然と言わんばかり。
2週前の銀嶺S(東京ダート1400m)を除外され出走が延びたが、スライドの影響はなかったようで、師も「
いい状態を維持できている。1200mも十分に守備範囲だし、あとはうまく展開が噛み合えば好レースになると思う」と前進を目論む。4、5走前には現級で2、3着とメドが立っており、変わり身があればココだ。
土曜中山11R
師走S
マイネルユキツバキ
評価割れで狙い目
中山ダート1800mは7戦して[3.2.1.1]の好成績を誇る
マイネルユキツバキ。ハンデ戦で評価が割れるようなら絶好の狙い目だ。
以前はジリ脚で決め手不足の印象もあったが、今春の下総Sを逃げ切り勝ちしたあたりから目に見えてパワーアップ。前走の福島民友Cは、初めてのダート1700mにも難なく対応してオープン特別初勝利と、完全に軌道に乗ってきた感。高木登師も「
前走は内の狭いところを割って力強く抜け出した。ここに来て確実に力をつけているので、今回も好レースを期待」と連勝を目論む。
日曜中山10R
常総S
サトノエルドール
1着か2着しかない
昇級戦の前走ノベンバーSで3着の
サトノエルドール。直線で密集した馬群を捌くのに苦労した分、あと一歩届かなかったが、勝ち馬とはコンマ1秒差ならクラスにメドが立ったとみていい。
まだ発馬が安定しない面はあるものの、馬体に実が入り着実に成長しており、国枝師も「
2勝クラスを勝ったのがこの中山。コース替わりは問題ない。流れに乗った競馬ができれば、前走以上にやれていい」と期待十分。“前走以上”となると、1着か2着しかない。ここは相手探しの一戦だ。