今週の裏ネタ[2019年11月21日]
“泣き”の師も自信あり
日曜東京7R
ベゴニア賞
レッドライデン
今期最後の東京で勝負
東京マイルで一変した
レッドライデン。もちろんここは今期最後の東京を狙い定めた一戦。初戦は芝1800Mで5着も陣営は「テンションが高く折り合いを欠いたのが敗因」と分析し、すぐさま2戦目でマイルへ距離を短縮。レースは変わらずテンションが高めで出遅れたものの二の脚で挽回し、好位馬群に入れて我慢。勝負所から抜け出してきた脚は速く、最後は抑えて2馬身差の完勝。
この走りがこの馬の本当の姿。
今回はクラスが上がるが、鹿戸雄師は「
レース内容・勝ち時計ともに良かったので、昇級してもヒケは取らない。前回と同じ東京のマイル戦なので、今回も折り合い次第でチャンス」と期待十分。
日曜東京8R
オリエンタル賞
ピースワンパラディ
“泣き”の師も自信あり
丸山騎手⇒スミヨン騎手。超鞍上強化で勝ちにきた
ピースワンパラディ。あの“泣き”の大竹師が「
今度こそと期待している」と言うのだから負けられない一戦だ。
ここ2戦はいずれもスローで流れが向かなかったが、ともに上りは3F32秒台をマーク。陣営も「
脚質的にどうしても展開に左右されがちな面はあるけど、青葉賞・3着の実績から2勝クラスなら力は上のはず」と愛馬を信頼。ここはいよいよ惜敗にピリオドを打つ番だ。
日曜東京9R
シャングリラ賞
フォッサマグナ
残すは1着のみ
初めてダートを試した前走の河口湖特別を、アタマ差2着に好走した
フォッサマグナ。6ヶ月の休み明けで、いくらか体に余裕が見られたことを考慮すれば、勝ちに等しい競馬。ダート2度目のここは不動の中心だ。
津曲助手も「
血統や稽古の動きからダート向きと判断していたが、見込み通りに適性は高かった。今回は状態面での上積みを見込めるので、前走以上を期待したい」とキッパリ。
2着の“前走以上”となると、残すは1着のみ。これは負けれられない。
日曜東京10R
ウェルカムS
アントリューズ
東京最終週で全力投球
前走の紅葉Sは、スタート直後に挟まれて最後方に置かれる不利を受けた
アントリューズ。それでも最後はアタマ+クビ差の3着まで追い上げており「
不利がなければ勝っていたと思う」と関係者も無念の表情。
今回は仕切り直しの1戦。全3勝は東京のマイル戦で今回は初めての1800Mだが、栗田徹師は「
操縦性が高い馬だから、距離が1ハロン延びても問題ない」と一蹴。続けて「
前走後はしっかりとケアして引き続き良い状態をキープしているので、今回はキッチリ決めて欲しい」と強気の姿勢。得意の東京も日曜が今期の最終戦で次は年明け。それだけにここは全力投球の1戦。