今週の裏ネタ[2019年11月07日]
東京狙いの情報馬
土曜東京9R
オキザリス賞
プロヴィデンス
ダート千四ならもう一丁
ダート1400Mに替わった前走で初勝利を決めた
プロヴィデンスでもう一丁。デビュー戦は函館ダート1000Mで大敗を喫したが、厩舎サイドは最初から「距離が短い」と見ていたのだ。それでも使ったのは、実はオーナーの要望。さらにその後、芝を使ったのは、北海道ではダートの適距離がなかったため。要は不本意な競馬ばかりだったということで、
前走の5馬身差が本当の姿。
今回は引き続き東京ダート1400M戦。加藤士師も「
前走は見込み通りにダート1400Mで圧勝してくれた。中1週でも状態は維持できている。昇級でも得意の舞台ならヒケは取らない」と連勝を狙う口ぶり。
土曜東京10R
三鷹特別
アイスフィヨルド
東京で反撃態勢
前走を「
参考外の一戦」と武藤師が強調する
アイスフィヨルドを見直す手。その前走のSTV賞は直線で進路がなくなり、完全に脚を余しての7着敗退。力を出し切れなかったことは一目瞭然で、指揮官のコメントも納得だ。
東京の1400M戦は未勝利勝ちに加え、OP特別のクロッカスSでも小差4着に好走しているベストの舞台。もちろんここは狙い定めた復帰戦で、師も「
1分20秒0の速い持ち時計もあるし、絶好調のルメール騎手起用で巻き返しを期待したい」と反撃に意欲満々。
日曜東京9R
tvk賞
レッドサイオン
東京狙いの情報馬
東京替わりで
レッドサイオンが見直せる。前走の茨城新聞杯は5着だったが、前に行った馬が残る不向きな展開を考えれば、直線で差を詰めた内容は悪くなく関係者も「昇級でこれだけやれればクラスにメドは立ったでしょう」と手応え十分。
中山⇒函館と小回りで連勝しているが、2勝クラスまで上がると先行勢も強力。持ち味の決め手を生かすには広いコースがベスト。前走から中5週あけたのも、この東京を狙っていたからで、津曲助手も「
脚質的に東京コースに替わるのは好材料。前進を期待したい」とキッパリ。
日曜東京10R
奥多摩S
ルガールカルム
自己条件なら格が違う
休み明け2戦目で
ルガールカルムが勝利を掴む。春の桜花賞は相手が強すぎたが、前走は古馬相手にイキナリ2着。それも発馬が悪かった上に、内枠が災いして次から次へと前に入られて、後方へ置かれてしまうロスを、最速上がりで挽回したもの。自己条件なら格が違う存在だ。
器用さに欠けるので、トリッキーな中山マイルから、力を発揮しやすいワンターンの芝1400Mに替わるのはプラスで、田村師は「
現級上位の力があるのは間違いないんだし、状態も絶好なので、コース替わりで改めて期待する」とオープン返り咲きに自信ありだ。