今週の裏ネタ[2019年6月13日]
“裏”のひと工夫とは!?
土曜東京9R
稲城特別
キタサンバルカン
視線の先は既に“菊”
まだ1勝の身ながら「
菊花賞を使いたいんだ」と関係者の視線はすでに秋を見据えている
キタサンバルカン。前走の青葉賞にしても先行決着を後方から上がり最速で4着と見せ場十分の競馬。陣営の期待の大きさも分かるというもの。
後ろから行く馬なので展開がポイントになるが、奥村武師は「
1勝クラスなら力は上。エンジンの掛かりが遅く助走距離が欲しいので、2400Mは合っている。ここはキッチリ決めて秋につなげて欲しい」と通過点の構えだ。
土曜東京10R
相模湖特別
コスモヨハネ
週末の天気が追い風に
ここ2戦で連続4着の
コスモヨハネだが、同じ4着でも前走に関して高橋裕師が高評価。というのも、その前走は4ヶ月半ぶりで、なおかつ久々の1400M戦とあって「よく頑張った」と労いの言葉。
1度使って体が引き締まり状態も確実に上昇ムードで、師も「
2勝クラスなら安定した力がある。恥ずかしい競馬はしないよ。雨で時計が掛かってくれれば、更に楽しみ」とキッパリ。週末の雨予報が、この馬にとっては追い風になりそうだ。
日曜東京9R
青梅特別
ゴールドブラッド
鞍上も色気タップリ
4ヶ月半ぶりの前走時、
ゴールドブラッドに対する関係者評は「半信半疑」。それが、いざレースでは直線で一旦は先頭に立ち、ギリギリまで踏み止まっての微差3着。ハイペースの分、差されてしまったが「久々でもこれだけやれるのだから、やはり力があるよ」と陣営も能力を再確認。
今回は叩いての上積みが見込めるうえに、引き続きベストの東京マイル戦。田中勝騎手も「
速い持ち時計(1分35秒3)があるように、渋って脚抜きのいいダートが合うタイプ。雨が降って高速決着になれば前走以上にやれていい」と色気タップリだ。
日曜東京10R
町田特別
マイネルクラフト
“裏”のひと工夫とは!?
前走の青嵐賞を2着に好走した
マイネルクラフトに期待する。2勝クラス(旧1000万)で長らく足踏み状態が続いていたが、前走は最後まで集中力を切らさずに、シッカリと走り抜く好内容。
気ムラでアテにならない面が解消した裏に陣営のひと工夫あり。それが「
稽古をソフト仕上げにした」こと。もちろん引き続き同じ調整過程での続戦で、岩戸師も「
今回も思い通りの仕上げができた。東京の芝2400Mは良績があるので好レースを期待したい」と、ここも勝ち負けを狙っている。