今週の裏ネタ[2019年5月9日]
課題克服で本格化
土曜東京10R
緑風S
ヘリファルテ
狙い定めた東京二四
今回と同じ東京芝2400Mで3勝を記録している
ヘリファルテ。ひと息入ったのも、
もちろんこの東京芝2400Mを狙っていたから。
前走の早春Sは2着と、この条件で初めて土がついたが、1000M通過61秒7のスローで展開が向かなかったもの。それでも上がり3F33秒5の脚を繰り出し、最後方から追い上げた走りは見所十分。
ズブさがあって器用さに欠けるが、決め手は現級でも明らかに上位で、森助手も「
久々でもシッカリ乗り込み順調に仕上がった。クラスにメドは立っているので楽しみな一戦です」と今度こその構えだ。
土曜東京11R
京王杯SC
タワーオブロンドン
ココが復活の場!
休み休みとあって1年以上、勝利から遠ざかっている
タワーオブロンドンだが、
東京芝1400Mは2戦2勝のスペシャリスト。ベスト条件に替わるここが絶好の狙い目だ。
前走の東京新聞杯は、直線で今ひとつ伸び切れず5着に敗れたが、プラス10キロの馬体重が示す通り、冬場の休み明けでいくらか重め残りだったもの。それが暖かくなって馬体が絞れてきたとなれば見直しは必須で、千島助手も「
マイルだと少し行きたがる面があるので、距離短縮で変り身を期待したい」とキッパリ。ここは実力馬復活の場となりそうだ。
日曜東京9R
青竜S
デアフルーグ
無敗でG1の舞台へ
デビューから無傷の3連勝。破竹の快進撃を続ける
デアフルーグがさらに連勝を伸ばす。前走の伏竜Sで負かしたマスターフェンサーが、アメリカのケンタッキーダービーで6着と善戦。この比較からも本馬が
“将来性十分なダート界の新星”と言って過言ではないだろう。
今回は初めての東京コース、初めてのマイルになるが、陣営にとっては不安よりも期待度の方がはるかに上。鈴木伸師も「
終いのシッカリした馬だからね。ワンターンの東京はむしろプラス。使う毎に馬も良くなっているし。ここも勝って無敗のまま、大目標のジャパンダートダービー(7/10・大井競馬)へ行きたい」と通過点の構えだ。
日曜東京12R
BSイレブン賞
ハルクンノテソーロ
課題克服で本格化
一昨年のユニコーンS・2着以降はムラな戦績が続いた
ハルクンノテソーロの敗因はほぼ“スタートの失敗”。それが昨秋以降、ゲートが改善したことで完全に本格化ムード。
昇級後も連続2着と、以前は太刀打ちできなかった1600万にもメドが立ち、高木登師も「
スタートが良くなって、自分の競馬スタイルが固まってきたのが大きい。状態は変わりなく良いので、乾いて時計の掛かるダートなら今回も勝ち負けになると思う」とキッパリ。自身の力を発揮できれば、自ずと結果はついてくるはずだ。