今週の裏ネタ[2019年1月24日]
東京狙いで態勢万全
土曜東京9R
白嶺S
レッドオルバース
東京狙いで態勢万全
現級では明らかに地力上位で、東京を狙って万全の態勢を整えてきたレッドオルバース。とにかく東京マイルとの相性は抜群で、これまで9戦して[1.2.2.4]。超ハイペースに巻き込まれた2走前の秋嶺Sを除けば、すべて掲示板を確保している抜群の安定感を誇る。
今回は2ヶ月ほど間隔はあいたが、国枝師は「東京開催を目標に調整してきた。リズムの良い走りができれば、今回も勝ち負けになっていい」と期待十分。さらに積極策が持ち味のマーフィー騎手を早くから確保して鞍上を強化するなど用意周到で、もうひと押しできれば待望のクラス卒業のチャンス。
土曜東京10R
クロッカスS
カルリーノ
重賞3着の東京で改めて
前走のジュニアCで2着と力を示したカルリーノだが、陣営に言わせると「位置取りが少し後ろすぎた。最後はクビ差の2着まで詰め寄ったのだから、もう一列前だったら突き抜けていたと思うよ」と。
それだけ期待が大きいということ。その前走で脚をタメれば切れることが分かったのは収穫。高橋裕師も「東京の1400Mは京王杯2歳Sで3着しているし距離短縮は問題ない。今度こそ勝って結果を出したい」と2勝目へ意欲満々だ。
土曜東京11R
白富士S
アップクォーク
東京+良でもう一丁
前走のウェルカムSを勝って待望のオープン入りを果たしアップクォークでもう一丁。もともと末脚の切れには定評があり、良馬場ならコンスタントに上がり33秒前後の鋭い脚が使えるキレ者。
それだけに東京コースとの相性が抜群で、7戦して連対を外したのはデビュー戦の1度だけ。今回は昇級とあって中川師は「イキナリ勝ち負けできるかは分からないかな」と前置きしつつも「体質的な弱さが徐々に解消されて本格化してきた。瞬発力勝負ならこの相手でもヒケは取らない」と話しが進む毎にトーンがアップ。ベストの東京で良馬場が濃厚なここは昇級でも侮れない。
日曜東京10R
早春S
ヘリファルテ
全勝の舞台で反撃
前走は7着に敗れたヘリファルテだが、敗因はひと言で“距離不足”。その前走は出遅れて最後方に置かれたこともあるが、エンジンの掛かりが遅いタイプで、トップスピードに入る前にレースが終了。小回り中山の2000Mはいかにも忙しかった。
今回は3戦全勝の東京芝2400Mへのコース替わり。森助手は「体調が整わずにここまで待ったが、今週のひと追いでキッチリ仕上がった。適距離に替わって改めて期待したい」とキッパリ。ベストの舞台で反撃あるのみだ。