今週の裏ネタ[2018年11月22日]
東京最終週で全力投球
土曜東京10R
銀嶺S
スピーディクール
師のトーンが雲泥の差
休み明けをひと叩きされたスピーディクールが狙い目だ。前走のテレビ静岡賞は3ヶ月半ぶりの実戦で、関係者から「完調にはひと息。地力に期待」と聞いていた復帰戦。それでも勝ち馬とコンマ2秒差の3着に好走するのだから、やはり現級でも上位の力がある馬だ。
もともとが使い込んで良くなるタイプで、石栗師も「気合が乗っていい意味でのウルササが見られるようになった。歩様の硬さも取れて、確実に良化している」と前回とはトーンも雲泥の差。今回は勝ち負け必至の一戦だ。
土曜東京11R
キャピタルS
ダイワキャグニー
昨年の再現も
昨年の勝ち馬ダイワキャグニーの連覇が濃厚。前走の毎日王冠は7着だったが、メンバーはアエロリット、ステルヴィオ、キセキといったG1レベルの猛者揃い。最後は自身も33秒台の脚は使っており、敗戦を全く悲観することはない。
東京コースは5勝の実績があり、東京新聞杯で3着の戦績から、マイルも守備範囲。自ら稽古に騎乗した菊沢師も「今週のひと追いでキッチリ仕上がった。良馬場でやれれば昨年の再現も」と手応え十分だ。
日曜東京8R
オリエンタル賞
サトノキングダム
実力馬が完全復調
一時はスランプ気味だったサトノキングダムだが、前々走で500万を楽勝すると、続く再昇級の前走も半馬身差2着。いつもよりスタートが良かったこともあるが「最後まで集中力を切らさず走れたのが好走につながった」と完全復調に関係者も確かな手応え。
まだ気性的にアテにならないと面はあるものの、もともとこのクラスでも勝ち負けしていた実績馬で「力はあるので、今回も最後まで真面目に走ってくれれば楽しみ」と佐藤助手もクラス突破に期待十分だ。
日曜東京10R
ウェルカムS
アップクォーク
東京最終週で全力投球
前走のムーンライトHは、渋り気味の馬場で伸びを欠いたアップクォークを見直す。2走前のむらさき賞では、上がり3F32秒8の鋭い脚を使って2着したように、終いの切れ味には定評のある馬。緩い馬場で切れ味を削がれた前走は参考外と見ていい。
中川師も「放牧明けでも仕上がりは順調。すでにクラスのメドは立っているので、得意の東京で巻き返しを期待」と反撃に意欲満々。得意の東京も今期の最終週だけにここは陣営も全力投球だ。