うまスクエア

今週の裏ネタ[2018年8月30日]

最終週の新潟なら

「イン有利の馬場で前に行った馬が止まらなかったね」とニシノアモーレの前走について語る上原師。改めてレース結果を振り返ると、この馬も上がり32秒8の速い脚を使っているが、位置取りの差で8着するのがやっとだったと言える内容だ。

それでも「ゲートの出が遅いので、展開や馬場に左右されるが、新潟も最終週で内側が荒れて外差しが決まるようになってきたのは好材料。現級勝ちしているように力はあるので、少し上がりが掛かる競馬になれば楽しみだ」と師のトーンは高い。決め手が生きる状況になれば最後の直線で台頭するシーンが見られるはず。

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キャンディケインはここまで2戦2勝の好成績だが、体質的な弱さがあってビッシリとは攻められず。「言ってみれば素質だけで勝ったようなものだよ」と鹿戸雄師。それでいてあのレースぶりなのだから、持つ能力の高さには目を見張るものがある。

今回は先々を考えての距離延長という話。「ハーツクライの仔だから適性は問題ないと思う。昇級戦で相手は強くなるが、こちらもまだ伸びしろ十分の3歳馬。素質的にはもっと上を目指せる馬で、好レースを期待したい」と終始高いトーンで話していた。破竹の3連勝達成というシーンも十分に考えられる。

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デビューから8戦して[3.5.0.0]とまだ1度も連を外していない3歳馬のミュージアムヒルに期待する。初めて古馬と対戦した前走の江ノ島特別を1分32秒7の好時計で快勝。準オープンで好走歴を持つ降級馬をあっさり負かしたのだから、昇級戦でも力は即通用するはずだ。

古賀慎師は「一夏を越して確かな成長が感じられる。コース実績もあり、楽しみな1戦だね」と話している。ゆくゆくはオープンでも活躍が見込めるだけの好素材で、昇級でも一発でクリアしてしまう可能性も十分にあると言える。

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オーバースペックにとって前走が初めての直線競馬。「お試しという面もあって使った前走は、速い流れで上手く折り合いがついたことで、ラストはしっかり脚を伸ばして2着に頑張ったね」と、関係者はコース適性の高さを強調していた。

今まで伸び悩んでいたのは折り合い難が原因。前走で距離を詰めてようやく真価を発揮してきたと言える。「2歳時には新潟2歳Sを2着に好走した実績があり、本体ならば500万にいるような馬ではないはず。2度目の直線競馬となる今回は決めたいね」と、管理する南田師も気合が入る1戦だ。