今週の裏ネタ[2018年8月23日]
視線の先は秋華賞
土曜新潟10R
稲妻S
ホウオウスクラム
格上挑戦も気にならない
前走は初めての直線競馬だったが、強い内容で勝利を収めたホウオウスクラム。大外枠に恵まれたとは言え、54秒8の勝ち時計は優秀で、会心の勝利だったと言える。
「ダート短距離で走る馬は直線競馬に向いていると言われるが、確かにその通りだったと言える走りだった」と管理する奥村武師。今回は格上挑戦での出走になるが「格よりも適性が問われる条件でのレース。今回も外目の枠を引き当てる事が出来れば、好勝負になるはずだ」と自信を持っている様子であった。
土曜新潟11R
BSN賞
ローズプリンスダム
1年ぶりに勝利の美酒も
前走・名鉄杯のレースぶりに復調気配が見られたローズプリンスダムを狙う。勝ったラインルーフには大きくチギられる形になってしまったものの、馬群の中団から渋太く脚を伸ばして3着に食い込む好内容。夏場に強いタイプという事もあり、ようやく良い頃のデキを取り戻すことができている。
管理する畠山吉師は「新潟は昨年のレパードSを勝っている相性のいいコース。追い切りの動きも良いし、前走以上の走りを期待したい」と語っている。久々の勝利を挙げるシーンが見られても不思議なさそうなトーンだ。
日曜新潟9R
五頭連峰特別
ヴェロニカグレース
視線の先は秋華賞
ヴェロニカグレースはここ数戦、掛かり気味の競馬が続いている。その点を考慮した今回は距離を短縮での実戦。中間のケイコでは落ち着いているので、マイル戦の流れならば折り合いを気にする必要はないだろう。
武市師としてもかなりの期待を持っている素質馬で「ここに来て確実に力をつけているので、昇級初戦でも楽しみ。内容次第では秋華賞を視野に入れているので、がんばってほしい」とG1の大舞台も見据えているほどの存在。ここで足踏みをしている場合ではないというのが関係者の考えだ。
日曜新潟10R
朱鷺S
アイライン
1400Mなら違う
3勝を記録しているベストの1400M戦に替わって、アイラインが狙い目と見る。前走・福島のバーデンバーデンCでは、1ハロン距離が短く追走に手間取る形になりながらも4着に健闘。調子自体は絶好と言える状況だ。
高橋裕師は「モマれ弱さがあるので、ここ2戦は内枠からの発走だったという点も影響していた。直線でスムーズに外に持ち出せれば勝ち負けになると思う」と自信満々に話している。得意の舞台に替われば持ち前の決め手を存分に発揮できるだろう。