今週の裏ネタ[2014年05月22日]
追いきりで絶好の動き!
日曜東京11R
オークス
バウンスシャッセ
追い切りで絶好の動き!
オークスを目指すバウンスシャッセが21日の追い切りで絶好の動きを披露した。ソフト仕上げで知られる藤沢厩舎には珍しく、3頭併せの最後方を追走し、直線は大外に持ち出す意欲的な調教で3馬身先着した。追い切りを見守った藤沢和師は「牡馬相手の皐月賞(11着)は馬場が荒れていた3コーナー過ぎからモタモタして七分ぐらいしか力を出せなかった。牡馬とは少し力差を感じたけど、ゼンノロブロイ産駒は2,000m以上の距離で良さが出る。桜花賞組とは初めての対戦で力関係は分からないが、東京のこの距離はいいと思うので、あらためて期待したい」と話していた。
日曜東京10R
フリーウェイS
チャーチクワイア
総合的に判断すると…
日曜東京10RのフリーウェイSに、古賀慎厩舎はコウヨウアレス、チャーチクワイアの有力馬2頭を出走させる。ともに前走を2着に好走して既にクラスにメドを立てているが、東京芝1,400mの条件を考えるとチャーチクワイアの方が狙い目か。古賀慎師は「コウヨウアレスは中山の1,200mがベスト。1ハロンの距離延長に対応して欲しいが、東京は初めてになるのでどうか。その点チャーチクワイアは東京が得意だし、距離適性も問題ない。力は甲乙つけがたいが、総合的に判断すると、やはりチャーチクワイアかな」と語っていた。
日曜東京12R
丹沢S
トーセンハルカゼ
弟が勝った同じ舞台で!
準オープンに昇級後は3戦連続で二桁着順が続いているトーセンハルカゼが、日曜東京12Rの丹沢Sで初めてダートに挑戦する。鈴木康師は「ここ3戦が追走に手間取っている現状で、レースぶりに進境が見られない。毎度同じことをやっていても仕方ないので、新味を期待してダートを試す。半弟のトーセンハリケーンが3週前に東京ダート2,100mの未勝利戦を3馬身差で楽勝しており、血統的にはダートが合うのかも知れない。スタミナはあるので弟が勝った舞台で一変した走りを期待したい」と話していた。
土曜京都11R
平安S
ジェベルムーサ
今回の方がはるかにいい
京都の平安Sには関東から3頭参戦するが、注目は前走マーチSを2着に好走したジェベルムーサだ。主戦の田辺騎手は「前走は最終追い切りでモタついたように、あまり出来が良くなかった。それでも2着に来たのは地力の高さだろう。1度使って今回の方がはるかに出来はいい。大型馬でゲートの出が悪いので、常に後方からまくる競馬をしているが、本当はもう少し前めの位置で競馬が出来ればいいんだけどね。今回も後ろからの競馬になりそうだが、平坦の京都は前が簡単には止まらないので、それが気がかり。前残りのレースにはなって欲しくないな」と、しきりに展開を気にしていた。
土曜東京11R
メイS
フェスティヴタロー
勝ちパターンは単騎逃げ
前走を勝って待望のオープン入りを果たしたフェスティヴタローが、土曜東京11RのメイSでオープン初戦に臨む。ここ5戦で3勝、2着2回の好成績を収めているように急激に力をつけてきた印象だ。好調の秘密を天間師は「精神面の成長が大きい。以前はパドックでのイレ込みがきつくレース前に力を消耗してしまったが、最近は落ち着いて周回できるようになった」と分析している。勝ちパターンは単騎逃げだが、幸い同型は見当たらず今回もマイペースの逃げが望めそう。「今の東京は先行馬に有利な馬場。展開の助けがあれば昇級戦でも楽しみ」と天間師は大きな期待を寄せている。
土曜東京9R
カーネーションC
ニシノミチシルベ
美浦ならギャルより強い
手塚厩舎の今週の期待はオークスに出走するパシフィックギャルだが、もう1頭注目されるのが土曜東京9RのカーネーションCに出走するニシノミチシルベだ。21日の坂路の併せ馬では互角に動いたようにGI出走馬と比べても気配は見劣りしない。手塚師は「前走の桜花賞で減った馬体は回復して仕上がりはいいよ。能力は高い馬だけど、極端に輸送に弱く、思うように力を出し切れない。今回も東京への当日輸送が気がかり。美浦トレセンで競馬をやってくれたらパシフィックギャルよりも強いと思うんだけど…」とジョーク混じりに語っていた。